暮れの中山競馬場で行われた大一番で、ダート路線から参戦したサンライズジパングが衝撃的な走りを見せました。多くのファンがダート馬としてのイメージを持っていた中、芝のトップレベル相手に堂々の5着に食い込み、その適性の幅広さに驚きの声が上がっています。本記事では、この激走に対するネット掲示板での熱い議論と、今後のローテーションの可能性について深掘りします。
サンライズジパングは、デビュー当初から芝でも走っており、ホープフルステークス(G1)で3着に入るなど、その潜在能力は知られていました。しかし、その後はダート路線へシフトし、活躍を見せていました。そんな中、芝のG1レースに参戦し、ゴール前では一頭だけ際立つ強烈な末脚を披露。差のない5着という結果を残しました。
特にファンからは、そのステイヤー的なレース運びや、タフな馬場での適性を評価する声が多く見られました。「4角最後方からすごい脚で伸びとるな」「差のない5着は立派」といったコメントが、その激走ぶりを物語っています。
掲示板では、サンライズジパングが芝で好走した事実を受け、その真の適性についての議論が活発に行われました。多くのユーザーが「実は芝馬だったのでは?」という意見を述べています。
好走の要因として特に注目されたのが、中山競馬場への高い適性です。サンライズジパングはホープフルSでも3着に入っており、ユーザーからは「多分、中山適性もある」「中山巧者よな」といった声が上がっています。また、ホープフルSが最終週に行われていた時期は、タフな馬場になりやすくダート適性を持つ馬が激走しやすい傾向があったという指摘もありました。
本馬がダート路線で活躍していた時期のライバルであったフォーエバーヤングについても言及されました。「これでもしフォーエバーヤングが出ていたら勝ってたな」といった、ダート界のレベルの高さを示唆する声も見られました。
サンライズジパングは、以前の厩舎から前川厩舎に転厩した経緯があり、この転厩とローテーション変更が今回の激走の大きな要因だったとする意見が多数を占めました。
結果として、転厩がなければダート路線で使われ続けていた可能性が高く、「1年無駄にした感」という、これまでの経緯を惜しむ声も聞かれます。
今回の芝での好走を受け、ファンはサンライズジパングの今後のローテーションに大きな期待を寄せています。
最も多く名前が挙がったのが、長距離の最高峰レースである天皇賞(春)です。「距離長くなれば勝ち負けまでできた。春天でヘデントールと勝負だ」「もう春天狙いでいいだろ こいつは京都外回りでこそよ」といった、スタミナと長距離適性を評価する意見が目立ちます。
また、ステップレースとして日経賞や大阪杯を推す声もあり、サンライズジパングが「芝の長距離路線」の新たな主役となるかどうかに注目が集まります。
A. デビュー当初は芝のホープフルSで3着に入るなど芝適性を見せていましたが、その後はダート路線で活躍していました。今回の芝G1での5着激走により、特にタフな馬場の中山芝コースや、長距離レースにおける芝適性が再評価されています。適性は非常に幅広く、状況に応じて使い分けられる可能性が指摘されています。
A. 中山競馬場のパワーを要するタフな芝質がこの馬に合っていたこと、そして転厩後の前川厩舎による調整がうまく噛み合ったことが、主な要因として挙げられています。また、前走が叩き台として機能していたという見方もあります。