この記事の要点
- 本命候補はAI勝率予測で55.2%という驚異的な数値を記録したローランドバローズ
- 対抗馬はAI勝率予測メンバー2位(18.2%)のキーパフォーマーが筆頭
- 血統面では父ヘンリーバローズ(ディープ系)×母父シンボリクリスエス(ロベルト系)の配合に注目
- AI総合スコアではリッケンバッカー、ドットクルーが伏兵として浮上
目次
2025年の競馬もいよいよ大詰め。12月28日(日)、阪神競馬場10Rでは「サンクフルステークス(3勝クラス・芝2000m)」が行われます。年末の阪神芝2000mを舞台に、来年の飛躍を誓う実力馬たちが集結しました。ここでは、直近のデータや血統背景を基にサンクフルS 2025 予想のポイントを解説します。
圧倒的なAI評価!本命候補ローランドバローズ
今回のメンバーで最も注目を集めるのは、3歳馬ローランドバローズです。AIによる勝率予測では55.2%という驚異的な数値を叩き出しており、単勝オッズ(予測)も1.3倍と断然の支持を集めています。
血統と成長力
父ヘンリーバローズ母父シンボリクリスエス
父ヘンリーバローズはディープインパクト系ながら、母父にロベルト系のシンボリクリスエスを持つ配合。阪神芝2000mというタフさと瞬発力が求められる舞台は、ロベルトの底力が活きる絶好の条件と言えます。また、12月24日のCW調教では、栗東のCウッドコースで「好調時と遜色ない動き」を見せており、状態面でも不安はありません。上村調教師も「ここも通過点にしたい」と自信のコメントを残しています。
逆転を狙う対抗馬キーパフォーマー
ローランドバローズの対抗一番手として評価されているのが、4歳牝馬のキーパフォーマーです。AI勝率予測は18.2%でメンバー中2位。予測オッズは4~5倍台で推移しており、逆転候補の筆頭です。
血統と近況
父キタサンブラック母父ネオユニヴァース
父は現役最強種牡馬の一角キタサンブラック。母父にはネオユニヴァースを持ち、持続力のある末脚が武器です。直近の調整でも、12月24日の栗東坂路で力強い動きを連発。「気合乗りも良く、好調維持」と陣営のトーンも明るく、佐々木調教師も「能力を出せるようになってきた」と本格化を示唆しています。
穴馬の可能性とAI総合スコア
上位2頭が強力ですが、AIの「総合スコア」で興味深い数値が出ているのが以下の馬たちです。
| 馬名 | 血統 | AI総合スコア | 特徴 |
|---|---|---|---|
| リッケンバッカー | 父:ロードカナロア / 母父:City Zip | 223 (2位) | 実績のある7歳馬。展開がハマれば食い込む可能性あり。 |
| ドットクルー | 父:ディーマジェスティ / 母父:ロードカナロア | 213 (3位) | 先行・好位から流れに乗れればしぶといタイプ。 |
サンクフルS 2025 予想のポイントまとめ
今年のサンクフルステークスは、AI予測・血統・近況の全てにおいてローランドバローズが一歩リードしていると言えるでしょう。相手探しはキーパフォーマーが有力ですが、3着争いや紐荒れには注意が必要です。
血統的には「ヘンリーバローズ×シンボリクリスエス」のパワーと瞬発力、そして「キタサンブラック×ネオユニヴァース」の持続力対決という構図が見えてきます。