2025年12月14日開催、中山競馬場ダート1200mのGIII「カペラステークス」の予想記事です。スピードとパワーが問われる一戦に、3歳新星テーオーエルビスや連覇を狙うガビーズシスターなど有力馬が集結。AI評価、調教、血統背景からレースの重要ファクターと注目馬を徹底分析し、予想のポイントを解説します。
カペラステークスは中山ダート1200mで行われます。このコースはスタート地点が芝コース上にあり、テンのスピード争いが激化しやすいのが特徴です。また、最後の直線には急坂が待ち構えており、単調な逃げ馬には厳しい展開になることもあります。
予想の重要ファクターは以下の通りです。
AI予測オッズ:1番人気(3.8倍)
今年の3歳世代の中でも、ダート短距離界の新星として注目を集めるのがテーオーエルビスです。前走のオークランドTRTでは、好位から抜け出す危なげない競馬で勝利。友道助手からは「体が成長していい筋肉がついてきたし、ダート短距離馬の体つきになってきました」とのコメントがあり、充実期に入っています。血統面では父Volatile、母父Curlinという米国色の強い配合で、スピードとパワーを兼備。最終追い切りでは栗東坂路でラスト1ハロン11.9秒をマークし、仕上がりは万全です。
AI予測オッズ:2番人気(5.3倍)
昨年の覇者であり、中山ダート1200mへの適性は証明済みのガビーズシスター。森一誠調教師は「順調に仕上がった。カイ食い、調教の動きもいい」とコメントしており、状態面に不安はありません。調教では美浦坂路で力強い脚捌きを見せており、連覇も視野に入ります。
AI予測オッズ:3番人気(6.2倍)
前走のラジオ日本賞(OP)を制し、勢いに乗る3歳馬ポッドベイダー。初ダートとなった前走で高い適性を見せて快勝しており、上原佑調教師も「前走は想像以上のパフォーマンス」と高く評価しています。父リオンディーズ、母父ダイワメジャーという血統背景を持ち、芝スタートも苦にしないスピードが武器です。
AI予測オッズ:4番人気(7.4倍)
現在3連勝中と波に乗るヤマニンチェルキ。交流重賞を含めて連勝を重ねており、底を見せていない魅力があります。中村調教師は「問題は芝スタートですね」と課題を挙げていますが、今の充実ぶりなら克服も可能です。父は米国の快速馬Four Wheel Driveで、スピード勝負に強い血統です。
AI予測オッズ:8番人気(16.7倍)
前走JBCスプリント(JpnI)で4着と健闘したチカッパ。柴田助手は「この距離なら」と、1200mへの距離短縮を歓迎しています。父リアルスティール、母父Into Mischiefという配合で、タフな流れになれば浮上する力を持っています。AI評価でもBランクを獲得しており、侮れない1頭です。
最終追い切りの動きから、特に状態が良いと判断できる馬をピックアップします。
最終追い切り: 栗東坂路
栗東坂路で53.8-38.2-24.3-11.9をマーク。「久々も好気配」との評価通り、抜群の伸び脚を見せています。
最終追い切り: 栗東坂路
栗東坂路で51.7-37.7-24.5-12.3。「体も動きも良く」と評され、楽々と好時計をマークしています。
最終追い切り: 栗東坂路
栗東坂路で51.3-37.9-25.1-12.8。全体時計51.3秒は優秀で、黒光りする馬体をキープしており好調維持が窺えます。
今年のカペラステークスは、古馬の実力馬に対し、勢いのある3歳勢がどう挑むかが焦点となります。特にテーオーエルビスのスピード能力と、中山巧者ガビーズシスターの対決は見逃せません。
最終的な買い目や印、より詳細なAI予想の結論は、以下のリンクからご覧いただけます。ぜひ参考にしてください。カペラS 2025 最終予想はこちら