2025年12月30日に笠松競馬場で開催される2歳重賞「ライデンリーダー記念」の予想ポイントと有力馬を徹底分析。金沢からの刺客エムティジークの充実ぶりや、地元笠松勢ステイフリー、実績馬リバーストリートの評価、各馬の血統背景を解説します。レースの鍵を握る「直近の勢い」と「遠征馬の適性」を考慮し、注目の出走馬を紐解きます。
| レース名 | 第29回 ライデンリーダー記念(SP1) |
|---|---|
| 開催日 | 2025年12月30日(火) |
| 発走時刻 | 15:20(10R) |
| 競馬場 | 笠松競馬場 |
| 距離 | ダート1400m(右回り) |
| 出走頭数 | 11頭(マンデーロウリュウは取消) |
今年のライデンリーダー記念を予想する上で重要となるポイントは、「直近2週間の勢い」と「遠征馬の適性」です。特に12月中旬に行われた前哨戦やステップレースを使われた馬たちの回復具合と、上昇度がカギを握ります。
金沢競馬から参戦するエムティジークは、直近のレースでも圧倒的なパフォーマンスを見せています。12月16日の金沢「あての木賞(1500m)」では不良馬場の中、2着に0.8秒差をつけて勝利。これで4連勝中と勢いはメンバー随一です。笠松の1400mに対応できるスピードと、先行力が最大の武器となるでしょう。
地元笠松勢では、12月12日の「スノードロップ賞(1400m)」を勝利したステイフリーに注目。同日の「ジュニアクラウン」組であるムーンウォーリア(4着)やリバーサルトップ(3着)も、中2週での上積みが期待されます。
ここでは、上位人気が予想される有力馬を中心に、直近のパフォーマンスと血統背景を解説します。
父ダノンプレミアム母リレミト(母父:ヴァーミリアン)
父ダノンプレミアムのスピードと、母父ヴァーミリアンのダート適性を兼ね備えた血統です。前走の金沢戦(12/16)では、逃げ・先行策から力強く押し切る競馬で勝利しました。1400m戦でもそのスピード能力は高く評価でき、優勝候補の筆頭と言えます。
父ガルボ母ブセナ(母父:マイネルセレクト)
父ガルボは芝・ダート問わず活躍したパワー兼備の種牡馬。母父マイネルセレクトもダート短距離で実績を残しています。前走(12/12)の笠松1400m戦では、好位から抜け出して1分31秒4で勝利。地元のアドバンテージを活かして上位争いに加わりそうです。
父ベストウォーリア母プラチナムーン(母父:アドマイヤムーン)
父は南部杯を連覇したダートの名マイラー・ベストウォーリア。短距離ダート戦での適性が高い血統構成です。前走(12/12)のジュニアクラウン(1600m)では4着に敗れましたが、距離短縮となる今回は見直しが必要です。
父スズカコーズウェイ母ハイタッチガール(母父:フリオーソ)
父スズカコーズウェイ、母父フリオーソといかにも地方ダートで力を発揮しそうな配合です。10月には重賞・ネクストスター笠松で2着に入っており、実績は上位。今回は間隔が空きましたが、地力は侮れません。
2025年のライデンリーダー記念は、直近の充実度が光る金沢のエムティジークが中心となりそうです。これを迎え撃つ地元のステイフリーや実績馬リバーストリートがどこまで迫れるかが焦点となります。血統面では、ダノンプレミアム産駒のスピードと、ダート実績のある種牡馬を父に持つ馬たちの争いに注目してください。
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