【笠松競馬】2025/12/01 5R 前田さん20年お疲れ様杯(B) 回顧
レース回想:人気に応えたウインオーブの横綱相撲
笠松競馬場で行われた「前田さん20年お疲れ様杯(B)」のレース実況を振り返ります。
スタート~2コーナー:先行争いとデザートトレインのアクシデント
ゲートが開くと、1番人気のウインオーブ(4番)が好スタートを決め、内からはパーフィリオン(2番)、そしてエクレア(7番)が加わり、先行集団を形成しました。
ここで注目すべきは、1番デザートトレインがスタート直後、バランスを崩しかけたことです。この影響か、向こう正面に出る頃には最後方に置かれる展開となりました。また、8番シャンドゥルンはゲート入りが早いという特徴を見せています。
先行集団は、ウインオーブ、エクレア、マカーリオ(3番)、パーフィリオン、ミエルシトロン(6番)、エールミネルヴァ(5番)の6頭が一団となって1コーナーをカーブしました。
向こう上面~3コーナー:ウインオーブがリードを広げる
向こう上面では、ウインオーブ(4番)が半馬身のリードを取り、単独で先頭に立ちます。2番手にはエクレア(7番)がつけましたが、やや離されて3番手にはマカーリオ(3番)が上がり、パーフィリオン(2番)と並びかけます。
中団後ろからはシャンドゥルン(8番)が徐々にポジションを上げ始め、後方ではデザートトレイン(1番)が依然として大きく離れた最後方という形で3コーナーを迎えます。
3コーナーのカーブでウインオーブのリードは1~2馬身に拡大。2番手はマカーリオ(3番)が単独で確保し、先行集団から抜け出す形となりました。
直線~ゴール:ウインオーブの快勝とシャンドゥルンの伸び
直線コースに入ると、ウインオーブ(4番)のリードは3馬身に広がり、完全にセーフティリードを築きます。マカーリオ(3番)が2番手をキープする中、後方では3番手争いが激化しました。
ここで大きな伸びを見せたのが、中団から進めていたシャンドゥルン(8番)です。直線で力強く足を伸ばし、一気に3番手に浮上しました。
最終的に、ウインオーブ(4番)が人気に応える強い内容でゴールを駆け抜けました。
今後のレースで覚えておきたい注目点(不利・アクシデント)
本レースの実況から、次走以降の馬券検討に活かせるアクシデントや注目すべき挙動があった馬をピックアップします。
1番 デザートトレイン:スタートでの出遅れ/バランス崩し
スタート直後にバランスを崩す、あるいは出遅れに近い形となり、終始最後方での競馬となってしまいました。今回の敗因は明確にスタートのアクシデントにあり、スムーズなスタートが切れれば、次走以降での巻き返しは十分に期待できます。スタート五分での評価を改めて検討すべき一頭です。
8番 シャンドゥルン:直線での末脚
レース中盤は中団後方から進めましたが、直線で鋭い末脚を発揮し、3番手まで順位を上げました。前が崩れない流れの中でも、確実に上位に食い込む脚を見せたことは高評価に値します。この直線での伸びは、次走以降の展開や馬場次第ではさらに上の着順も狙える材料となります。ゲート入りが早いという特徴も覚えておくと良いでしょう。
レース結果サマリー
実況音声に基づく着順は以下の通りです。
- 1着: ウインオーブ(4番)
- 2着: マカーリオ(3番)
- 3着: シャンドゥルン(8番) ※直線での伸びにより浮上
(注:実況音声のみに基づく推定着順であり、公式記録とは異なる場合があります。)