2025年12月29日 / 2025年12月29日
2025年の大井競馬を締めくくるG1・東京大賞典。AIによる分析では、単純な勝率だけでなく「期待値」を重視しました。距離延長で本領発揮が期待されるアウトレンジを筆頭に、妙味あふれる推奨馬6頭を徹底解説します。的中率と回収率のバランスを考慮した予想の結論とは。
2025年の大井競馬を締めくくるG1・東京大賞典。G1級の強豪がひしめく中、AI分析が弾き出したのは「勝率」以上に「妙味(期待値)」の高い馬です。的中率と回収率のバランスを重視した、本命推奨馬を紹介します。
想定勝率
10%
複勝率
63%
期待値
381%
帝王賞ではミッキーファイトと接戦を演じ、浦和記念ではライトウォーリアを圧倒した実力馬。近2戦は高速決着に泣きましたが、舞台は大井2000mへ。大久保調教師は距離延長を明確なプラス材料として挙げています。
1800mだと道中抱えるところを作れていなかった。G1級だと2000mの方が競馬がしやすい。
24日の栗東CWでは重馬場ながら6F 81.3-36.8-11.3の好時計をマークし、併走馬に先着。想定複勝率63%という安定感に対し、期待値381%という数字は、世間の評価以上にこの舞台適性が高いことを示唆しています。人気の一角が崩れた時、真っ先に台頭するのはこの馬でしょう。
東京大賞典以外にも、AIが高い期待値を算出した推奨馬たちがいます。各レースの注目馬を解説します。
想定勝率
24%
複勝率
62%
期待値
278%
転入初戦がいきなりの重賞挑戦だったヒュプシュ。今回は叩き2戦目で自己条件(一般戦)に戻ります。村上調教師も「叩いて自己条件のここは楽しみ」とトーンが高く、確勝を期す一戦です。25日の牧場坂路での調整では、馬なりでラスト1F 12.3秒をマーク。外厩調整の効果も出ており、AI算出の勝率24%はメンバー中トップクラスです。
想定勝率
11%
複勝率
53%
期待値
456%
今回は距離を1200mに短縮しての一戦。中道調教師は「先行できればもっとやれていい」と、距離変更によるポジション取りの改善に期待を寄せています。24日の追い切りでは大井外回りで5F 69.2-39.3をマークし、元気な動きを見せています。期待値456%という数字は、この距離短縮が劇的な変化をもたらす可能性を示しています。
想定勝率
13%
複勝率
70%
期待値
449%
前走は控える競馬で終いの脚を伸ばし、末脚勝負の形が板についてきました。高橋清調教師も「ここも展開が向けば好勝負」とコメント。25日の最終追い切りでは5F 52.2-37.1という優秀な時計を記録。大外枠からスムーズに運べれば、複勝率70%が示す通り馬券圏内は堅いと見られます。
想定勝率
13%
複勝率
73%
期待値
520%
的場調教師が「スピードは上位」と太鼓判を押す快速馬。課題は距離ですが、AIは複勝率73%と非常に高い数値を算出。距離不安によるオッズの甘さを突く形での「期待値520%」となっており、高配当の使者となる可能性を秘めています。24日の追い切りでも気配は上向きです。
想定勝率
14%
複勝率
61%
期待値
443%
前走は後手に回り、砂を被って力を出せませんでした。福永調教師は「前走度外視。本来の走りができれば」と巻き返しを誓っています。その言葉通り、24日の追い切りでは6F 83.3-38.0と意欲的な攻めを消化。デキ落ちの心配はなく、スムーズに流れに乗れれば本来の力が爆発するでしょう。
AIが導き出した各馬のより詳細な分析や、最終的な買い目については、以下のリンクからご確認ください。