2025年、阪神競馬場の開幕を飾るG3レース「第78回 鳴尾記念」が芝2000mで行われました。2番人気のデビットバローズ(岩田望来騎手)が、5ヶ月の休養明けながら鮮やかな差し切り勝ちを収め、待望の重賞初タイトルを獲得。2着には7番人気のセンツブラッド、3着には3番人気のマテンロウレオが入り、1番人気のグランヴィノスは4着に終わりました。
2025年に行われた鳴尾記念(G3)の着順が確定しました。勝ち時計は1分43秒7でした。
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 |
|---|---|---|---|---|
| 1着 | 10 | デビットバローズ | 岩田望来 | 2 |
| 2着 | 4 | センツブラッド | 坂井瑠星 | 7 |
| 3着 | 2 | マテンロウレオ | 横山典弘 | 3 |
| 4着 | 13 | グランヴィノス | 川田将雅 | 1 |
| 5着 | 12 | ニホンピロキーフ | 田口貫太 | 11 |
※詳細な着順および払戻金については、主催者の公式発表をご確認ください。
阪神競馬場の開幕を告げる伝統の重賞は、14頭によって争われました。序盤から速い流れとなり、最後の直線は各馬の力がぶつかり合う見応えのあるレースとなりました。
ゲートが開くと、ほぼ揃ったスタートから6番ショウナンマグマが積極的に前へ。内から4番センツブラッド、外から11番ドゥラエレーデも加わり、8番ナムラエイハブがハナを主張する形で先行集団が形成されました。ショウナンマグマが単独先頭に立つと、1000mを57秒7という速いペースで通過。レースは縦長の展開で進みました。
1番人気のグランヴィノスは中団の外、勝ったデビットバローズはその直後でレースを進め、直線での勝負に備えました。
第4コーナーをカーブし直線に入ると、逃げるショウナンマグマに後続が殺到。馬場の真ん中から力強く脚を伸ばした10番デビットバローズが残り200mで先頭に立ち、そのまま後続を突き放しました。
2着争いは大接戦となり、内を突いた4番センツブラッドと、馬群を割って追い込んできた2番マテンロウレオがほぼ同時にゴール。写真判定の結果、センツブラッドがハナ差で2着を確保しました。1番人気のグランヴィノスも懸命に追い上げましたが、前の争いに加わるまでには至らず4着でした。
勝ったデビットバローズはこれが嬉しい重賞初制覇。休養明けを感じさせない走りで、今後の活躍が期待されます。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | 単勝オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | オニャンコポン | セ6 | 57.0 | 武豊 | 小島 | 17.5 | 8 |
| 2 | 2 | マテンロウレオ | 牡6 | 57.0 | 横山典 | 昆 | 7.1 | 3 |
| 3 | 3 | ブラックシールド | 牡6 | 57.0 | 国分優 | 小栗 | 114.1 | 12 |
| 3 | 4 | センツブラッド | 牡3 | 56.0 | 坂井 | 斉藤崇 | 16.4 | 7 |
| 4 | 5 | サンストックトン | 牡6 | 57.0 | 高杉 | 堀内 | 188.0 | 13 |
| 4 | 6 | ショウナンマグマ | セ6 | 57.0 | 池添 | 尾関 | 51.8 | 10 |
| 5 | 7 | ラーグルフ | 牡6 | 57.0 | 丸田 | 田中勝 | 207.4 | 14 |
| 5 | 8 | ナムラエイハブ | 牡4 | 57.0 | 吉田隼 | 長谷川 | 12.4 | 6 |
| 6 | 9 | ウエストナウ | 牡4 | 57.0 | 団野 | 佐々木 | 12.1 | 5 |
| 6 | 10 | デビットバローズ | セ6 | 57.0 | 岩田望 | 上村 | 4.4 | 2 |
| 7 | 11 | ドゥラエレーデ | 牡5 | 57.0 | 西村淳 | 池添 | 20.8 | 9 |
| 7 | 12 | ニホンピロキーフ | 牡5 | 57.0 | 田口 | 大橋 | 70.6 | 11 |
| 8 | 13 | グランヴィノス | 牡5 | 57.0 | 川田 | 友道 | 2.6 | 1 |
| 8 | 14 | オールナット | 牡4 | 58.0 | 北村友 | 高野 | 7.6 | 4 |