2025年の締めくくりを飾る大一番、12月31日に高知競馬場で開催される第56回高知県知事賞(ダート2400m)の予想ポイントを解説します。兵庫から参戦するオディロンが中心視される中、地元高知の実力馬ビオグラフィアやエクセレントタイムがどう立ち向かうか。各馬の血統背景、近走成績、展開予想を詳しく分析します。
今年の高知県知事賞には12頭がエントリーしました。注目は兵庫から参戦するオディロンや、地元高知の実力馬たちです。
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | 父 | 母父 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ビオグラフィア | 牡7 | 57.0 | 永森大智 | [高] 別府真司 | ルーラーシップ | サンデーサイレンス |
| 2 | 2 | ネオブレイブ | 牡9 | 57.0 | 井上瑛太 | [高] 目迫大輔 | フリオーソ | ワイルドラッシュ |
| 3 | 3 | アムレートゥム | 牡4 | 57.0 | 宮川実 | [高] 宮川真衣 | タリスマニック | ジャングルポケット |
| 4 | 4 | エクセレントタイム | セ7 | 57.0 | 郷間勇太 | [高] 川野勇馬 | ハーツクライ | ブライアンズタイム |
| 5 | 5 | オディロン | 牡6 | 57.0 | 吉村智洋 | [兵] 森澤友貴 | キタサンブラック | Pivotal |
| 6 | ロッキーサンダー | 牡8 | 57.0 | 岩橋勇二 | [高] 田中守 | ダンカーク | クロフネ | |
| 6 | 7 | タマモマスラオ | 牡5 | 57.0 | 畑中信司 | [高] 倉兼育康 | スズカコーズウェイ | マンハッタンカフェ |
| 8 | ジョウショーホープ | 牡5 | 57.0 | 岡村卓弥 | [高] 雑賀正光 | ミッキーロケット | アグネスデジタル | |
| 7 | 9 | エイシングラス | 牡6 | 57.0 | 林謙佑 | [高] 田中譲二 | エイシンヒカリ | キングズベスト |
| 10 | ダノンジャスティス | セ9 | 57.0 | 城野慈尚 | [高] 別府真司 | Kingman | アルデバランII | |
| 8 | 11 | ウインヴェルデ | 牡6 | 57.0 | 吉原寛人 | [高] 打越勇児 | ロージズインメイ | マイネルラヴ |
| 12 | アルドーレ | 牡10 | 57.0 | 赤岡修次 | [高] 田中守 | オルフェーヴル | フレンチデピュティ |
スタミナと底力が問われる2400m戦。血統背景や近走の成績から注目の有力馬をピックアップします。
予想オッズ1.6倍と断然の支持を集める兵庫のオディロン。父キタサンブラック、母父Pivotalという血統です。前走の園田金盃(11月27日)を見事1着で飾るなど現在連勝中で、勢いに乗っています。中4週の間隔で万全を期しての参戦となり、2400mというタフな条件でも能力を発揮できれば中心的な存在となるでしょう。
地元高知勢の筆頭格はビオグラフィア。父ルーラーシップ、母父サンデーサイレンスという良血馬です。スタミナ豊富なルーラーシップ産駒らしく、距離延長はプラス材料と考えられます。直近の成績は11月24日のA-3選抜戦で3着(1400m)ですが、中4週で立て直しての一戦となり、変わり身に期待がかかります。
予想オッズ3番手の7歳馬。父ハーツクライ、母父ブライアンズタイムと、こちらも長丁場に向く血統背景を持っています。前走は12月7日の長浜特別(1800m)でタイム差なしの2着に好走しており、調子は上向きと見られます。中2週での参戦で、状態の維持が鍵となりそうです。
今回のメンバーで特に間隔を詰めて使われているのがダノンジャスティスとアルドーレです。タフなレースでの状態面が注目されます。アルドーレ(父オルフェーヴル)12月20日の鏡川特別(1900m)に出走し、勝ち馬と0.3秒差の2着と健闘。中1週という強行軍ですが、前走の長距離戦での好走は評価に値します。ダノンジャスティス(父Kingman)12月21日のA-2戦(1400m)に出走し7着。こちらは連闘での厳しい挑戦となります。
高知の2400m戦はコーナーを6回通過する持久力勝負。各馬の脚質からレース展開を予想します。先行7 タマモマスラオ差し1 ビオグラフィア, 2 ネオブレイブ, 3 アムレートゥム, 4 エクセレントタイム, 5 オディロン, 8 ジョウショーホープ, 10 ダノンジャスティス, 11 ウインヴェルデ, 12 アルドーレ追込6 ロッキーサンダー, 9 エイシングラス
タマモマスラオがレースを引っ張る展開が予想されます。断然人気のオディロンは好位から中団で脚を溜める「差し」の構えを取る可能性が高いでしょう。長丁場でのスタミナ温存と、勝負所での仕掛けのタイミングが勝敗を分ける重要なポイントとなりそうです。
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