2025年12月、香港のシャティン競馬場で行われた香港国際競走において、日本から参戦した全頭が勝利を飾ることができず、まさかの全敗という結果に終わりました。この「超速報」は、瞬く間に競馬ファンの間で大きな衝撃と議論を巻き起こし、SNSやインターネット掲示板では「日本競馬とは何だったのか…」という問いかけとともに、熱い意見交換が交わされました。
一体何が日本馬の全敗を招いたのか?本当に日本競馬のレベルは低下しているのか?それとも香港馬が圧倒的な強さを見せただけなのか?この記事では、寄せられた様々な声をもとに、香港国際競走の結果から見えてくる日本競馬の現状と、今後の展望について深く掘り下げていきます。
「日本弱すぎて草🌱」「全敗かよ😭」――レース直後、多くのファンから落胆の声が上がりました。特に主要レースである香港カップ、香港マイル、香港スプリント、香港ヴァーズの全てで勝利を逃したことは、近年の日本競馬の国際的な活躍を考えれば、異例の事態と言えるでしょう。
この結果を受け、「今回は全敗になるの最初からわかっていたでしょ」という冷静な意見や、「まだ諦めるな 俺は日本の底力を信じてる」とエールを送る声もありましたが、多くのファンが日本競馬の「今」について、深く考えるきっかけとなりました。
日本馬ベラジオオペラが参戦した香港カップでは、「ロマンチックウォリアーが強すぎてワロタ」という声が多数を占める結果に。圧倒的な強さを見せる地元香港の怪物に対し、ベラジオオペラは果敢に挑んだものの、力及ばず。多くのファンが「ベラジオオペラはよくやった」と健闘を称える一方で、その騎乗についても「横山ヘタクソすぎクソ騎乗」「なんで下げたカズオ」といった厳しい意見も散見されました。しかし、レース後には「ベラジオオペラ意外と強くてワロタ」との評価も。
「ロマンチックウォリアーはやっぱりバケモン」「ロマウォを前に構えた時点で勝つ気ないわ」といったコメントから、香港最強馬の存在感が日本勢にとって大きな壁であったことが伺えます。
香港マイルでは、ソウルラッシュが惜しい競馬を見せ、「ソウルラッシュはよくやったよ」「ソウルラッシュの惜敗は実質1勝だよ」と健闘を称える声が上がりました。しかし、「ヴォイッジバブルとかクソ雑魚だろ。日本でもドバイでも惨敗」といった辛辣な意見もあり、地元馬の評価も分かれる形に。ルメール騎手の騎乗についても「ルメール、下手すぎ」「ルメールと和生の騎乗はけっこう酷かった」と批判的な声が見られました。
香港ヴァーズでは欧州馬が上位を独占し、日本馬は苦戦。「ウインマリリンでも勝てるヴァーズを3年連続で落とすのはちょっと」といったコメントもあり、ヴァーズでの不振が指摘されました。
香港スプリントについては、「カーインライジングは化け物」「カーインもロマウォも勝てる気せえへん」といった声が多く、地元香港のスプリンター陣の圧倒的な強さには歯が立たないという認識が共有されていました。
全敗という結果を受けて、多くのファンが口にしたのが「日本馬のレベルが下がっているのではないか」という懸念です。「日本競馬、退化していた」「今の日本馬のレベルは世界一www パート1国の底辺しゃねーかw」といった手厳しい意見も。「JCは外国馬に勝たれて香港は全敗 もう日本馬のレベル下がってるのは間違いないだろう」と、国内外での結果から結論づけるファンも少なくありません。
特に指摘されたのが、血統の問題。「ディープ系種牡馬なんか重宝したせいで日本の芝馬のレベルは本当に下がった」「サンデーの血が薄まってきて貯金全部使い切ったな」と、特定の血統への偏りが国際的な競争力低下を招いているとの分析が見られました。
一方で、「全然下がってないよ。イクイノックスみたいなスーパーレジェンドホースが出たからその幻影で低く見えるだけだよ」という反論もあり、評価は割れています。しかし、「世界に通用する強い馬作りとは何だったのか・・」という根源的な問いは、多くのファンの胸に去来したことでしょう。
「香港馬強すぎワロタ いまは香港競馬が世界最強じゃね」「香港レベル高いな」と、地元香港馬の強さ、そして香港競馬全体のレベル向上を認める声も多数ありました。ロマンチックウォリアーやカーインライジングといった「怪物」級の馬たちが複数いること、そして「香港勢ってここ最近化物生まれまくってるな」と、その生産・育成環境への言及も見られます。
「ガラパゴス馬場で長年イキってたら全滅(笑)」という皮肉も飛び出し、日本の高速馬場が海外での適応力を妨げているという議論も再燃しました。「日本は高速馬場を辞めな?レベル低下を高速化で誤魔化してるけど変な適性の馬ばかり活躍して海外と差が開くばかり」という意見は、日本競馬の根幹に関わる問題提起と言えるでしょう。
全敗という結果には、騎手の騎乗に対する批判も集中しました。「ルメール、下手すぎ」「横山ヘタクソすぎクソ騎乗」といった具体的な名指しでの批判に加え、「日本の騎手が弱い 川田、坂井以外は雑魚 戸崎はドバイで勝ってるからいいけど 内弁慶騎手ばっかし」という声も。特にルメール騎手については「ルメールは所詮ビッグインジャパンw」「ルメールが沙田だと新人騎手になるんだよな。」と、日本での活躍と海外での結果の違いを指摘するコメントが目立ちました。
また、レース戦略についても「ロマウォを前に構えた時点で勝つ気ないわ」「前で競馬しろよベラジオ ホームの香港でロマンチックウォリアーの後ろから差せるわけねえだろ」と、消極的な競馬や相手関係を考慮しない騎乗への不満が噴出しました。
全敗という結果の中にも、光はありました。ベラジオオペラとソウルラッシュの2頭が2着に食い込み、特にソウルラッシュは「ソウルラッシュの評価だけ上がる香港だったな」と、その奮闘が高く評価されました。「ソウルラッシュはようやっとる。産駒に期待」と、引退レースでの走りには感動すら覚える声も。
「海外G1を5勝しているからね!去年の0勝からかなり進歩しているんだよ!」というポジティブな意見もあり、今年の海外遠征全体を見れば、フォーエバーヤングのサウジカップ、ブリーダーズカップクラシック勝利、ダノンデサイルのドバイシーマクラシック勝利など、ダート路線では目覚ましい活躍がありました。特にフォーエバーヤングは「結局フォーエバーヤング最強ってことか」と、その強さが改めて認識されました。
香港国際競走は終わりましたが、競馬の祭典は続きます。今後のサウジカップでの「ロマンチックウォリアーとフォーエバーヤングの対決」には早くも期待が寄せられています。日本競馬がこの全敗を糧とし、真の国際競争力を高めていけるのか、今後の動向に注目が集まります。
香港国際競走での全敗は、日本競馬にとって大きな課題を突きつける結果となりました。しかし、この敗戦を単なる「弱体化」と捉えるだけでなく、香港競馬のレベル向上、血統や馬場適性の問題、騎乗戦略の見直しなど、多角的な視点から分析し、今後の日本競馬の発展に繋げていくことが重要です。
ファンからの厳しい声の中にも、日本馬への愛情と期待が込められています。この経験をバネに、日本競馬が再び世界の舞台で輝く日を信じて、私たちは応援し続けるでしょう。