2025年12月20日、阪神競馬場で行われた5R 2歳新馬戦(芝/ダートの情報がないため、想定される競馬場・時期を考慮し進行)。18頭立ての牝馬限定戦として注目を集めました。ここからは、レース前の出馬表情報、当日の予想印、そして臨場感あふれるレース実況の速報をお届けします。
本レースは、将来性豊かな2歳牝馬たちによる新馬戦です。人気を集めたのは、単勝オッズ4.2倍の17番ピカキウイ、次いで4.7倍の4番コールラヴでした。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | クリーンブーケ | 牝2 | 55 | 太宰 | 栗東荒川 | 90.4 | 15 |
| 1 | 2 | ハンターワディー | 牝2 | 55 | 藤岡佑 | 栗東野中 | 94.2 | 16 |
| 2 | 3 | リリーボレア | 牝2 | 55 | 泉谷 | 栗東高橋一 | 94.2 | 17 |
| 2 | 4 | コールラヴ | 牝2 | 55 | 武豊 | 栗東友道 | 4.7 | 2 |
| 3 | 5 | レディアグレッサー | 牝2 | 52 | ▲田山 | 栗東新谷 | 10.1 | 5 |
| 3 | 6 | ヴェルサイユローズ | 牝2 | 55 | 和田竜 | 栗東大久保 | 30.9 | 11 |
| 4 | 7 | デュードロップ | 牝2 | 52 | ▲和田陽 | 栗東平田 | 16.6 | 8 |
| 4 | 8 | ワダツミ | 牝2 | 55 | 川又 | 栗東笹田 | 94.2 | 18 |
| 5 | 9 | グレンセロース | 牝2 | 55 | 池添 | 栗東池添 | 10.1 | 6 |
| 5 | 10 | メイショウシュハリ | 牝2 | 55 | 加藤 | 栗東庄野 | 87 | 14 |
| 6 | 11 | ザムーン | 牝2 | 55 | 岩田望 | 栗東千田 | 32.7 | 12 |
| 6 | 12 | マスカットオマーン | 牝2 | 55 | 松山 | 栗東牧浦 | 16.3 | 7 |
| 7 | 13 | アグレイビューティ | 牝2 | 55 | 岩田康 | 栗東上村 | 21.5 | 9 |
| 7 | 14 | フィエスタ | 牝2 | 55 | 団野 | 栗東西村 | 6.4 | 3 |
| 7 | 15 | ペイシャシス | 牝2 | 55 | 酒井 | 栗東加藤公 | 9.2 | 4 |
| 8 | 16 | スピナーリート | 牝2 | 55 | ジェルー | 栗東須貝 | 28.2 | 10 |
| 8 | 17 | ピカキウイ | 牝2 | 55 | Cデムーロ | 栗東杉山晴 | 4.2 | 1 |
| 8 | 18 | ゴーイングムーン | 牝2 | 55 | 田口 | 栗東千田 | 41.8 | 13 |
事前のオッズと情報に基づき、以下の3頭に高い注目が集まっていました。特に17番ピカキウイは圧倒的な1番人気に推されていました。
| 印 | 馬番 | 馬名 | 想定オッズ |
|---|---|---|---|
| ◎ | 17 | ピカキウイ | 2.4 |
| ◯ | 4 | コールラヴ | 6.3 |
| ▲ | 15 | ペイシャシス | 7.7 |
以下は、レース中の実況音声に基づいた速報レポートです。レースは、人気薄の馬が積極的に先頭を奪う波乱の展開となりました。
体制が完了しスタート。ややバラついたスタートとなりました。先頭争いは、3番リリーボレア、4番コールラヴが並べかけ、外からは5番レディアグレッサー、6番ヴェルサイユローズなどが先行集団を形成。そこへ9番グレンセロースも一気に加わり、12番マスカットオマーンも前をうかがいます。
さらに外からは15番ペイシャシス、そして上がっていったのは16番スピナーリート。大外からは17番ピカキウイも中団前方につけていきました。後方に下がったのは11番ザムーン、10番メイショウシュハリなどが追走。中団より後ろには13番アグレイビューティ、7番デュードロップ、14番フィエスタなどが続きました。
向こう正面から3〜4コーナー中間地点、ここで16番スピナーリート(10番人気)が先頭に立っています。スピナーリートがリードを保ち、これを見るように17番ピカキウイ(1番人気)が2番手の位置。15番ペイシャシス(4番人気)が3番手につけ、9番グレンセロースが追走する形で第4コーナーへ向かいます。
直線構成に入り、粘り込みを図る16番スピナーリートが先頭。これに対して、17番ピカキウイが2番手で、さらに外から15番ペイシャシスが3番手から2番手に進出する勢いを見せます。セント(先頭)は粘り込みを図る16番スピナーリート。2番手争いは、2番と3番でフロコールラブ、さらに外からは15番のペイシャシスが追い込んできました。最終的にスピナーリートが先頭を守り切った模様です。
阪神5R 2歳新馬戦は、10番人気の16番スピナーリートが果敢な逃げ・先行策から粘り込み、波乱の結果となりました。人気を集めた17番ピカキウイや4番コールラヴ、15番ペイシャシスといった有力馬が追走する展開でしたが、スピナーリートの粘りが勝る結果となりました(※実況に基づく速報であり、確定着順は別途ご確認ください)。
この結果から、新馬戦ならではの展開の綾や、人気薄の馬の秘めたる能力が示されました。今後の同馬たちの動向に注目していきましょう。