2025年12月9日に金沢競馬場で行われた金沢5R C111特別編成(C1特別)は、単勝1番人気に推されていたケンロクシャルモンが見事な逃げ切り勝ちを収めました。
道中、7番ルクスデルフィーとの激しい先行争いを制した後、直線では後続を大きく突き放し、危なげない勝利を飾っています。圧倒的なスピードを見せたレース展開を、出馬表と詳細実況と合わせて振り返ります。
金沢5R C111特別編成(C1特別) 出馬表(2025/12/09)
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | 単勝オッズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | シュペルブ | 牝6 | 55 | 魚住謙心 | 8 | 19.2 |
| 2 | 2 | ウインドアリエル | 牝7 | 55 | 服部大地 | 7 | 17.7 |
| 3 | 3 | ケンロクシャルモン | 牡3 | 57 | 柴田勇真 | 1 | 2.6 |
| 4 | 4 | ウチョウテン | 牡7 | 57 | 甲賀弘隆 | 6 | 11.9 |
| 5 | 5 | ベストベルシック | 牝4 | 55 | 栗原大河 | 3 | 8.5 |
| 6 | 6 | アエノジュピター | 牡4 | 57 | 米倉知 | 4 | 8.6 |
| 7 | 7 | ルクスデルフィー | 牝4 | 55 | 加藤翔馬 | 2 | 3.1 |
| 8 | 8 | コンパウンダー | 牡10 | 57 | 沖静男 | 5 | 9.0 |
※オッズ、人気は発走時の情報に基づいています。
レース実況詳細:ケンロクシャルモンが逃げ切り
音声文字起こしデータに基づき、レースの展開を時系列で再現します。
スタートから向こう正面
8番コンパウンダーの枠入りが終わり、スタート。まずまず揃った飛び出しから、外の7番ルクスデルフィーと内側の3番ケンロクシャルモンが激しい先行争いを展開し、後続を離していきます。
離れた3番手には6番アエノジュピターが追走。前の2頭が速いペースで飛ばしていきましたが、1コーナーを過ぎて4番手以下は1番シュペルブ、2番ウインドアリエル。後方には5番ベストベルシック、8番コンパウンダーが続く展開。
中盤から3コーナー
先行する2頭、3番ケンロクシャルモン(内)と7番ルクスデルフィー(外)の差は徐々に体半分、4分の3馬身差まで詰まり、ペースがわずかに落ちたところで後続が差を詰め始めます。
6番アエノジュピターが単独3番手で800mを通過。その後ろの集団では、内側から8番コンパウンダーがルット上がってきて、後方からは2番ウインドアリエル、1番シュペルブ、5番ベストベルシックが続きます。
3コーナーカーブでは、先頭が3番ケンロクシャルモンの単独となり、リードは早くも5馬身程度。7番ルクスデルフィーは後退し、2番手は6番アエノジュピター。さらに3番手は外の2番ウインドアリエル、内の8番コンパウンダーが迫り、2番手集団が3頭固まる混戦状態となりました。
直線、ゴールへ
4コーナーカーブを回り、直線へ。残り200mを切った時点で、3番ケンロクシャルモンは完全に独走態勢!後続との差は開く一方です。離れた2番手は、2番ウインドアリエル、8番コンパウンダー、粘る6番アエノジュピター、後方から追い上げる5番ベストベルシックが激しく争います。
先頭は3番ケンロクシャルモンが悠々とゴールイン。離れた2番手争いは3頭がもつれる大接戦となりました。
Q&A:本日のレースに関する質問
よくある質問
- Q: ケンロクシャルモン騎乗の柴田勇真騎手の戦略は?
- A: スタートから積極的に先行し、ライバルのルクスデルフィーと競り合いながらも主導権を握るという、力強いレース運びを見せました。終始、自身のペースを維持し、直線での瞬発力を最大限に活かす戦略が功を奏したと考えられます。
- Q: 2着争いに絡んだ馬たちは?
- A: 実況では、2番ウインドアリエル、8番コンパウンダー、6番アエノジュピターの3頭がゴール前で激しく競り合っている様子が伝えられました。正式な着順発表が待たれますが、これらの馬が馬券圏内に絡んだ可能性が高いです。