2025年12月9日に行われた金沢競馬9R「能登寒ブリ賞(B2)」は、6番のテンクウフラワー(牝6、甲賀弘隆騎手)がスタートからハナを奪い、後続を大きく引き離して逃げ切るという圧巻のレースを見せました。実況音声に基づいたレースレポートと出馬表をお届けします。
能登寒ブリ賞(B2)のレース結果(実況ベース)
本記事はレース直後の実況音声に基づいて作成されており、確定した着順情報ではありません。公式発表と異なる可能性があることをご了承ください。
- 1着確定: 6番 テンクウフラワー (牝6 / 55kg / 甲賀弘隆騎手)
- 2着争い: 10番ケイバラード、5番ロビンバローズ、9番エムティパルなどが接戦の末、入線しました。
【実況レポート】テンクウフラワーが圧倒的な逃げ切りを披露
能登寒ブリ賞(B2)のレースは、11番ゲートの馬が収まりスタートしました。まず飛び出していったのは中ほどから6番テンクウフラワー。これがそのままハナを切り、先頭に立ちます。外からは10番ケイバラード、11番ラヴベイ、8番サノノリッチが前目に位置取りました。
道中〜向こう正面の展開
隊列は6番テンクウフラワーを先頭に、10番ケイバラード、11番ラヴベイが続く3頭構造で向こう正面へ。6番テンクウフラワーはリードを1馬身半ほど保ちます。中団は9番エムティパルが外、5番ロビンバローズが内を通って追走し、さらに2番ウインペルセ、1番ピエナパプリカが続きます。後方には7番ノブトモ、しんがりは4番ラバタンシンでした。
勝負どころ〜直線
3〜4コーナー中間に入ると、先頭の6番テンクウフラワーはさらに後続を引き離し、リードは4馬身、5馬身と開きました。2番手の集団は10番ケイバラードを中心に、内から5番ロビンバローズ、外から9番エムティパル、8番サノノリッチが追い上げて混戦となります。
しかし、直線に入ってもテンクウフラワーの勢いは衰えず、リードを保ったまま悠々とゴール板を通過。テンクウフラワーが逃げ切って勝利を収めました。2番手は激しい叩き合いの末、入線しています。
能登寒ブリ賞(B2) 出馬表データ
開催日:2025年12月9日 17:25 / 競馬場:金沢
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ピエナパプリカ | 牡7 | 57 | 魚住謙心 | 鋤田誠二 | 16.3 | 9 |
| 2 | 2 | ウインペルセ | 牡5 | 57 | 兼子千央 | 佐藤茂 | 9.1 | 6 |
| 3 | 3 | デルマスソバライ | 牝5 | 55 | 加藤翔馬 | 加藤和義 | 16.4 | 10 |
| 4 | 4 | ラバタンシン | 牡5 | 57 | 沖静男 | 川添明弘 | 135 | 11 |
| 5 | 5 | ロビンバローズ | 牝4 | 55 | 柴田勇真 | 金田一昌 | 10.8 | 7 |
| 6 | 6 | テンクウフラワー | 牝6 | 55 | 甲賀弘隆 | 宗綱泰彦 | 7.6 | 4 |
| 6 | 7 | ノブトモ | 牡4 | 57 | 米倉知 | 金田一昌 | 5.6 | 3 |
| 7 | 8 | サノノリッチ | 牝4 | 55 | 中島龍也 | 加藤和宏 | 12.9 | 8 |
| 7 | 9 | エムティパル | 牝3 | 55 | 栗原大河 | 佐藤茂 | 5.4 | 2 |
| 8 | 10 | ケイバラード | 牡4 | 57 | 鈴木太一 | 池田敦 | 8.8 | 5 |
| 8 | 11 | ラヴベイ | 牝4 | 55 | 田知弘久 | 加藤和義 | 4.3 | 1 |
人気馬のパフォーマンス分析
単勝オッズ4.3倍で1番人気に推されていた11番ラヴベイは、スタート直後の先行集団に取り付くも、勝負どころで失速する形となりました。一方、4番人気(7.6倍)だった6番テンクウフラワーが見事に逃げ切りを果たし、人気の盲点をつく結果となりました。
競馬予想に関するQ&A
- Q: テンクウフラワーは今後も逃げが通用しますか?
- A: 今回、テンクウフラワーは他馬の追随を許さない圧倒的なリードを保ちました。同等のメンバー構成であれば、次走以降も逃げ戦法は有効な武器となるでしょう。ただし、より強力な差し・追い込み馬が出走する場合は、展開次第で結果が変わる可能性があります。