日本競馬界はジャパンCで20年ぶりに外国馬に敗れた大失態を反省し徹底した改革をせよ
2025年のジャパンカップは、日本競馬界にとって衝撃的な結果となりました。20年ぶりに外国馬にタイトルを奪われるという「大失態」を喫したのです。ホームのレースで、唯一の外国馬であるカランダガン号に日本馬17頭が敗れたこの事態は、インターネット掲示板を中心に「情け無いの極み」「徹底した改革をせよ」といった厳しい議論を巻き起こしています。
この敗北は単なる一戦の負けではなく、長年指摘されてきた日本競馬の構造的な課題、特に「芝馬づくり」「騎手育成」「レース体系」の失敗を浮き彫りにしました。本記事では、スレッドで交わされた熱い議論を深掘りし、日本競馬界に突きつけられた改革の必要性について考察します。
目次
ニュースの背景:20年ぶりの外国馬によるジャパンC制覇
日本競馬界の威信をかけた大一番、ジャパンカップで、唯一の外国馬が勝利を収めました。これにより、日本馬による連勝記録は20年でストップ。一部の投稿では、この敗北が「日本競馬界にとって非常に不快な結果だ」「JRAや生産者や騎手や調教師は大いに恥を知るべきだ」と感情的な言葉で糾弾されています。(投稿1)
勝利した外国馬はレコードタイムでの勝利(投稿54)。「こっちが何十年も掛けて日本とドバイでしか通用しない似非芝馬と日本馬しか勝てないガラパゴス馬場を作ったのに、1頭だけ連れてきてあっさりレコード勝ちとか本物の芝馬は凄いね」(投稿53)と、日本馬との“本質的な差”を痛感する声も上がりました。また、これは「これまで二十年間も外国馬が勝てなかったなんて国際レースとしては欠陥持ちのクソレース」であったことの証明であり、「鎖国してたら黒船が来航したのと何も変わらない」(投稿60, 61)という厳しい見解も示されています。
ネット上の議論が示す「日本競馬の深刻な課題」
この「大失態」は、血統、レース体系、騎手・調教といった多岐にわたる日本競馬の構造的な失敗が背景にあると分析されています。(投稿2)主な指摘点は以下の通りです。
課題1:血統と生産体制の「ダート偏重」
日本競馬界が世界で通用する「超一流の芝向き競走馬」を作れていないことが最大の失敗とされています。
- 血統の偏り:「生産からして血統はどんどんダート寄りになってる」と指摘され、ディープインパクトの孫がBCクラシックを勝ち、オルフェーヴルの直仔がBCディスタフを勝つなど、日本のクラシック三冠馬の子孫が結果的にダートでばかり活躍する現状が「芝馬生産の失敗」の答えであると結論付けられています。(投稿1, 4, 13)
- 巨漢馬信仰の弊害:「日本競馬は巨漢馬信仰である」という発想や選別が、芝馬づくりに不可欠な「スピードとキレ」とは真逆のベクトルであり、「馬格が良いとか筋骨隆々とか芝馬のベクトルやない」と批判されています。(投稿41, 43)
課題2:馬場とレース体系の「ガラパゴス化」
日本独自の高速馬場やレース体系が、世界基準の芝馬を育成する妨げになっているという見解です。
- 短距離軽視と坂信仰:「強い芝馬つくりに1番大事なのはスプリンターや」と指摘し、長距離信仰や坂信仰が「スピードがない馬を選別しとる」弊害を生み出していると論じられています。(投稿15, 19)土台となるスプリント力の軽視は、エクイターフの恩恵が大きい中長距離でのレコード偏重に繋がっているとも分析されています。(投稿62)
- 中山G1の廃止論:スピードを活かせないコースであるとして、スプリンターズS、ホープフルS、皐月賞、有馬記念といった中山開催のG1レースの廃止や改革を求める声が上がっています。(投稿19, 28)
- 馬場構造の転換:「日本の路盤を根本から変えて欧州に寄せよう、せめてドバイに近づけよう」という、世界基準の路盤への根本的な変更を求める意見も出されています。(投稿30)
課題3:騎手・調教に見る「世界基準とのズレ」
騎手の技術や調教方法も、世界で通用する精神的なタフさを持った馬を育てられていない原因として挙げられています。
- 調教の弊害:併せ馬調教や坂路調教が、「闘争心煽りと坂の機能をアップさせる」一方で、芝馬に必要な「落ち着いて走らせることや瞬発力の強化に反する」調教になっていると指摘されています。その結果、「馬群の狭いところに臆して突っ込めない」メンタルの弱い馬が多く、外から回す差しが目立つ競馬になっていると分析されています。(投稿37)
- 騎乗技術の問題:騎手についても「思考停止でテンから飛ばす競馬をやめないとならない」という戦術的な批判や、今回のジャパンカップで「日本の威信をかけて戦ってない」という気概の欠如を指摘する意見が見られました。(投稿6, 24, 47)
まとめ:改革への提言と今後の展望
今回の敗北は、「日本競馬世界一とか言ってたのダサすぎ」(投稿53)と、内向きな評価に甘んじていた日本競馬に警鐘を鳴らす出来事となりました。「そんな負け犬メンタルがあかん」「絶対に外国馬にタイトルを渡してなるものかと言う気概がない」(投稿17, 24)という厳しい声は、真の競馬大国になるための「威信をかけた戦い」の重要性を訴えています。
JRAは、英ダービー、凱旋門賞など欧州の主要G1を勝った馬に特別ボーナスを出すといった改革案も進めているとされています(投稿23)。しかし、スレッドで議論されたように、真の国際競争力を得るためには、生産・調教・レース体系といった根幹の部分から「欧州も勝てる強い馬」を作るための徹底した改革が必要不可欠と言えるでしょう。(投稿59)
参考URL
今回の記事は、以下のスレッドにおける議論を参考に構成しました。
- スレッドタイトル: 日本競馬界はジャパンCで20年ぶりに外国馬に敗れた大失態を反省し徹底した改革をせよ
- 参考URL: https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1764511220/