2025年12月9日に水沢競馬場で行われた第9レース「オッズパークGJSキャンペーン賞(B2)」の実況速報をお届けします。レースは1番人気スプリットが単勝1.6倍の支持を集める中、最後の直線で7番トウヨウノマジョと6番ネイチャーミヤビが激しい叩き合いを演じる展開となりました。
レース結果ハイライト(速報)
本レースは、4番人気の7番トウヨウノマジョ(牝5、大坪慎騎手)と6番人気の6番ネイチャーミヤビ(牝6、鈴木祐騎手)が最終直線で並びかけ、壮絶な接戦の末にゴールしました。実況ではわずかにトウヨウノマジョが粘ったかに見えましたが、確定着順を待つ緊迫のゴールとなりました。3番手には3番人気の12番ペルルセレスト(牝4、小林凌騎手)が浮上しています。
水沢9R 出馬表と人気順
「オッズパークGJSキャンペーン賞(B2)」は、水沢競馬場のダート1400mで行われました。直前のオッズと人気順は以下の通りです。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 人気 | オッズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8 | 11 | スプリット | 牝3 | 54 | 村上忍 | 1 | 1.6 |
| 7 | 10 | ファンタズマ | 牡3 | 56 | 阿部英俊 | 2 | 6.9 |
| 8 | 12 | ペルルセレスト | 牝4 | 54 | 小林凌 | 3 | 9.4 |
| 6 | 7 | トウヨウノマジョ | 牝5 | 54 | 大坪慎 | 4 | 12.2 |
| 6 | 8 | ナイフレスト | 牝6 | 54 | 山本政聡 | 5 | 15.9 |
| 5 | 6 | ネイチャーミヤビ | 牝6 | 54 | 鈴木祐 | 6 | 16.2 |
| 7 | 9 | バリブラック | セ6 | 56 | 山本聡紀 | 7 | 19.2 |
| 1 | 1 | メリア | 牝4 | 54 | 高橋悠里 | 8 | 24.0 |
| 4 | 4 | ウィズホープ | 牝4 | 54 | 塚本涼人 | 9 | 39.7 |
| 2 | 2 | キトゥンズルンバ | セ7 | 56 | 岩本怜 | 10 | 41.0 |
| 3 | 3 | カレンザブーケ | 牝4 | 52 | 関本玲花 | 11 | 46.7 |
| 5 | 5 | カンビフレサン | 牝3 | 52 | 坂井瑛音 | 12 | 61.7 |
詳細レース実況レポート
スタートから2コーナーまで:トウヨウノマジョとネイチャーミヤビが先行争い
全馬ほぼ揃ってスタートが切られ、レース序盤は横に広がっての展開となりました。内からは3番カレンザブーケ、外からは7番トウヨウノマジョが前に上がり、さらに内からは6番ネイチャーミヤビが続きます。人気を集めた11番スプリットは、中団の位置からレースを進めます。1コーナーを回ると、7番トウヨウノマジョが先頭に立ち、6番ネイチャーミヤビが1馬身差で追走。内3番カレンザブーケが3番手の位置で2コーナーを迎えます。
道中から4コーナー:先行2頭がリードを保つ
向正面に入り、残り800mを切っても先頭は7番トウヨウノマジョ。その1馬身差に6番ネイチャーミヤビがぴったりとマークする形が続きました。外からは11番スプリット、12番ペルルセレスト、8番ナイフレストらが中団で固まって追走。人気の11番スプリットはなかなか前との差を詰めることができず、中団のまま3・4コーナーへ入ります。
直線構成:壮絶な叩き合い、僅差のゴールへ
4コーナーを回って直線へ。7番トウヨウノマジョが半馬身ほどのリードを保って粘りますが、2番手の6番ネイチャーミヤビが外から並びかけ、2頭が完全に並んでの激しい接戦となりました。実況では「わずかにうち7番のトウヨウノマジョを粘ったか、最後いつめて6番のネイチャーミヤビ」と、勝敗がわからない大激戦に。後方からは12番ペルルセレストが追い上げて3番手に浮上しました。
レースの総評と今後の注目点
本レースは、トウヨウノマジョとネイチャーミヤビという先行勢が実力伯仲の叩き合いを見せ、非常に見応えのあるレースとなりました。確定着順がまだ出ていないため断定はできませんが、この2頭は今後の水沢B2クラスで引き続き注目が必要です。1番人気スプリットについては、この後の巻き返しに期待したいところです。