25.12.29•更新: 25.12.29

2025年12月29日、大井競馬場で開催された年末のダート王決定戦「第71回 東京大賞典(G1)」は、7番人気のディクテオン(矢野貴之騎手)が直線での激しい叩き合いを制し、優勝しました。断然の1番人気に支持されたミッキーファイト(C.ルメール騎手)をハナ差で退ける大波乱の決着となり、3着には4番人気のアウトレンジが入線しました。
この記事のハイライト
- 🏆2025年東京大賞典の優勝馬は7番人気のディクテオン(矢野貴之騎手)。
- 🥈2着はハナ差で1番人気のミッキーファイト(C.ルメール騎手)。
- 🥉3着には4番人気のアウトレンジ(松山弘平騎手)が入線。
- ⚡ゴール前の直線で3頭が激しく競り合う大接戦となり、波乱の決着に。
- ⏱️勝ち時計は2分4秒3(ダート2000m)。
目次
東京大賞典2025 レース結果・着順
2025年12月29日に大井競馬場で行われた第71回東京大賞典(G1)の全着順は以下の通りです。
※9番アラジンバローズは出走取消。
レース展開と実況ハイライト
年末の大一番は、ゴールまで目が離せない劇的なレース展開となりました。実況を元にレースを振り返ります。
🚀スタート~序盤:ナチュラルライズが先手
ゲートが開くと15頭がほぼ横一線のスタートを切りました。内枠から1番ナチュラルライズがハナを主張し、3番ナルカミが2番手で追走。レースは縦長の展開で1コーナーをカーブしていきます。1番人気のミッキーファイトは先行集団の後ろ、中団やや前めのポジションにつけました。
🐎中盤:ミッキーファイトが好位に進出
向こう正面に入ると、ミッキーファイトがじわっとポジションを上げ、先行集団へ。ディクテオンも中団で脚を溜め、勝機をうかがいます。ペースが上がる中、各馬が仕掛けどころを探りながら3コーナーへと向かっていきました。
🏁最終直線:3頭の激しい叩き合い
最終コーナーを回り、直線へ。逃げるナチュラルライズをナルカミが捉えにかかり、その外からミッキーファイトが一気に進出。残り200mでミッキーファイトが先頭に躍り出ると、内からアウトレンジ、そして大外からディクテオンが猛然と追い込んできました。
ゴール前はミッキーファイト、アウトレンジ、ディクテオンの3頭による壮絶な叩き合いに。粘るミッキーファイトに対し、外から驚異的な末脚を見せたディクテオンが馬体を併せ、わずかに前に出たところがゴールでした。写真判定の結果、ハナ差でディクテオンに軍配が上がりました。
よくある質問
東京大賞典2025の優勝馬は?
7番人気で矢野貴之騎手が騎乗したディクテオンが優勝しました。1番人気のミッキーファイトは何着でしたか?
優勝したディクテオンとハナ差の2着でした。レースの勝ち時計は?
2分4秒3でした。