2025年12月21日に開催される2歳マイル王決定戦「朝日杯フューチュリティステークス(G1)」。将来のクラシック戦線を占う重要な一戦です。この記事では、阪神マイルへの適性を血統背景から分析し、リアライズシリウスやアドマイヤクワッズといった有力馬の直近の調教内容、厩舎コメントから状態を見極め、予想のポイントを徹底解説します。
KEY この記事の要点
- 無敗で重賞を制したリアライズシリウスとアドマイヤクワッズが予想の中心。
- 阪神芝1600mは直線の急坂が特徴で、スピードと底力が問われるコース。
- リアライズシリウスは欧州G1馬の父を持ち、新潟2歳S勝ちの実績からマイル適性が高い。
- アドマイヤクワッズは父リアルスティール譲りの瞬発力に期待がかかる。
- カヴァレリッツォや穴馬エコロアルバも直近の調教が抜群で、軽視は禁物。
INDEX 目次
予想のポイント1:阪神マイルへの適性と血統背景
阪神競馬場の芝1600m(外回り)は、直線の長さと急坂が特徴で、スピードだけでなく底力も問われる舞台です。今年の出走馬から、注目の血統を持つ馬をピックアップします。
リアライズシリウス
- 父:Poetic Flare
- 母父:ステイゴールド
父は欧州マイルG1勝ち馬。母父ステイゴールドという配合で、底力と成長力が期待されます。新潟2歳Sを制しており、マイル適性は証明済みです。
アドマイヤクワッズ
- 父:リアルスティール
- 母父:Zoffany
父リアルスティールはディープインパクト系で、自身もドバイターフを制した名馬。阪神外回りの瞬発力勝負には適性が高い血統です。
カヴァレリッツォ
- 父:サートゥルナーリア
- 母父:ハーツクライ
父はホープフルS、皐月賞を制したサートゥルナーリア。母父ハーツクライとの組み合わせは、阪神の長い直線での持続力勝負に強みを発揮しそうです。
予想のポイント2:直近の調教・厩舎コメントから見る状態
レース直前の調教や関係者のコメントは、2歳馬の急激な成長や当日のコンディションを見極める重要な要素です。直近2週間の情報から、特に気配の良い馬を確認しましょう。
リアライズシリウス(美浦・手塚久厩舎)
4ヶ月の休養明けとなりますが、仕上がりは良好のようです。坂路で推進力のある動きを見せており、態勢は整っていると判断できます。
12/17 美浦坂路(良): 54.1-39.6-25.6-12.3(馬なり)
直前の動きは良かったし、鞍上も感触をつかんでくれている。しっかりとゲート練習を積んでいるし、五分に出てロスなく立ち回れれば。
アドマイヤクワッズ(栗東・友道厩舎)
デイリー杯2歳Sからの連勝を狙います。1週前追いきりでしっかりと負荷をかけられており、最終調整はリラックスした走りで好気配です。
12/17 栗東坂路(良): 54.8-39.9-25.8-12.9(馬なり)
1週前に中身の濃い調教を施し、今週は首を上手に使ってブレのない走り。阪神のマイルも問題ないでしょう。
カヴァレリッツォ(栗東・吉岡厩舎)
デイリー杯2歳Sでは2着でしたが、逆転を狙えるデキにあります。当週は軽めですが、1週前の動きが「抜群」と評されており、万全の状態で挑めそうです。
12/17 栗東坂路(良): 58.0-42.6-28.5-14.5(馬なり)
しっかり負荷をかけた13日の動きが抜群でした。落ち着きがあって好気配。
DARK HORSE 穴馬の注目ポイント:エコロアルバ
調教の動きが際立っており、一発の可能性を秘めています。
調教(12/17 美浦W): 僚馬を子供扱いする動きで「動き絶好」の評価。
エンジンが掛かってからは桁違い。阪神の外回りは合う感じ。
まとめ
今年の朝日杯フューチュリティステークスは、無傷の連勝で重賞を制しているリアライズシリウスとアドマイヤクワッズが中心となりそうですが、調教抜群のカヴァレリッツォやエコロアルバなども侮れません。阪神マイルという舞台設定、そして各馬の成長度合いを見極めることが的中の鍵となります。
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