2025年12月28日
2025年12月28日、中山競馬場で開催される第70回有馬記念(GI)。宝塚記念を制したメイショウタバルが武豊騎手を背にグランプリ連覇を狙います。展開の鍵を握る同馬が、中山の短い直線を味方に押し切る可能性を本命視。現役最強牝馬レガレイラやダービー馬ダノンデサイルなど有力馬の評価と共に、レースのポイントを徹底解説します。
この記事の要点
- 2025年有馬記念の本命は、展開利が見込める逃げ馬メイショウタバル。
- 対抗一番手は、エリザベス女王杯連覇の実績を持つレガレイラ。
- ダービー馬ダノンデサイルや、これが引退レースとなるジャスティンパレスも有力候補。
- メイショウタバルは天皇賞(秋)の内容も良く、最終追い切りも高評価で万全の仕上がり。
目次
2025年 有馬記念 予想印
| ◎ | 6. メイショウタバル(武豊) |
|---|---|
| ○ | 5. レガレイラ(ルメール) |
| ▲ | 3. ジャスティンパレス(団野大成) |
| ☆ | 9. ダノンデサイル(戸崎圭太) |
| △ | 4. ミュージアムマイル(C.デムーロ) |
| △ | 16. タスティエーラ(松山弘平) |
本命◎メイショウタバルの推奨理由
(騎手: 武豊 /厩舎: 栗東・石橋守 / 父: ゴールドシップ 母父: フレンチデピュティ)
絶好の「逃げ」展開と中山適性
今回のメンバー構成を見渡すと、強力な同型馬(逃げ馬)が見当たらず、メイショウタバルがマイペースでハナを主張できる絶好の展開が予想されます。中山芝2500mはスタート直後のカーブや直線の短さから、先行馬が有利になりやすいコース。特に自分のリズムでレースを運べる逃げ馬は大きな脅威となります。かつて父ゴールドシップも得意としたこの舞台で、親子制覇の期待が高まります。
前走・天皇賞(秋)は「収穫のある敗戦」
前走の天皇賞(秋)は6着に敗れましたが、距離2000mのスピード勝負の中で、勝ち馬からコンマ2秒差という僅差の競馬を演じました。陣営も「スローペースに落としてもしっかり我慢が利いていた」「初距離の有馬記念に向けて収穫のある競馬」とコメントしており、この敗戦はむしろスタミナが問われる有馬記念への布石と言えるでしょう。6月の宝塚記念(GI)では、逃げの手に出て後続を完封している実力馬であり、自分の形に持ち込めばGI・2勝目は目前です。
調教評価「A」・万全の仕上がり
最終追い切りでは、栗東CWコースで【85.8-68.5-53.0-37.4-11.3】という好タイムをマーク。「力みながらも道中はためが利き、鋭い切れ味で伸びた。心身ともに万全の状態」との評価通り、これ以上ない仕上がりを見せています。気力・体力ともに充実期に入っている今なら、最後まで粘り腰を発揮してくれるでしょう。
有力馬・対抗以下の診断
○5. レガレイラ
(騎手: C.ルメール / 厩舎: 美浦・木村哲也 / 調教評価: A)
エリザベス女王杯を連覇して挑む現役最強牝馬の一角。最終追い切りでは美浦Wコースで圧巻の動きを見せ、調教評価は文句なしの「A」評価です。スタート(ゲート)に課題は残るものの、ルメール騎手の手綱さばきと強烈な末脚は、逃げるメイショウタバルを捕らえる一番手として警戒が必要です。
▲3. ジャスティンパレス
(騎手: 団野大成 / 厩舎: 栗東・杉山晴紀 / 調教評価: B)
これが引退レースとなる実績馬。昨年の有馬記念でも好走しており、コース適性は証明済みです。内枠(2枠3番)を引き当てた運も味方に、道中をロスなく立ち回れば、直線でインから突き抜けるシーンも十分考えられます。陣営の「何とかもうひとつタイトルを」という執念にも注目です。
☆9. ダノンデサイル
(騎手: 戸崎圭太 / 厩舎: 栗東・安田翔伍 / 調教評価: A)
今年のダービー馬であり、AI予測やデータ分析でも非常に高い評価(複勝率57.8%など)を得ています。ジャパンカップ3着からの臨戦過程も理想的で、馬体の張りも前走以上との評判です。世代トップクラスの能力は疑いようがなく、全馬まとめて差し切る力を持っています。
予想の結論・買い目推奨
本命メイショウタバルの逃げ粘りを中心に馬券を組み立てます。単勝・複勝での応援に加え、相手として強力なレガレイラ、ダノンデサイルへの馬連や3連複が推奨です。
より詳細な最終結論や、プロ予想家による買い目・資金配分については、以下のリンクからぜひご覧ください。