2025年12月18日に川崎競馬場で行われた第2R「2歳7イ」(15:30発走)の結果速報と、レース実況の分析をお届けします。6頭立てで行われたこのレースでは、最後まで激しい追い比べが展開されました。結果として、古岡勇樹騎手騎乗の1番ユーヴェルが見事な差し切り勝ちを収めています。
目次
川崎2R 2歳7イ レース結果ハイライト
レース実況から判明した着順は以下の通りです。最終直線で内から鮮やかに伸びた1番ユーヴェルが、追い比べを制しました。
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手名 |
|---|---|---|---|
| 1着 | 1 | ユーヴェル | 古岡勇樹 |
| 2着 | 4 | オーバーユー | 西啓太 |
| 3着 | 3 | レイナデルアレーナ | 櫻井光輔 |
レース実況詳細:ユーヴェルの劇的な差し切り
レースは全馬ゲートに収まり、スタートが切られました。横に広がった先行争いの中、まずは外目から5番ノーサイドガール(1番人気)が前に行きます。これに内から3番レイナデルアレーナ、2番ユノアールが続き、3頭が広がりながら先行していきます。直後に4番オーバーユーが続き、最高方から1番ユーヴェルが追走する展開となりました。
前から後ろまで約5〜6馬身の圏内で残り1000メートルを通過。2コーナーに入るところで、先頭は2番ユノアールとなり、リードは半馬身。これに3番レイナデルアレーナが並びかけます。3番手以降が少し開きましたが、外から4番オーバーユーがポジションを上げ、さらに外から1番ユーヴェルも一気に先頭集団に接近し、馬群は一団となって3コーナーカーブへ入ります。
3〜4コーナーの中間、先頭は変わらず2番ユノアールですが、必死に並びかける3番レイナデルアレーナ。3番手外には4番オーバーユー、そして内からは1番ユーヴェルが加わり、4頭が固まって最終直線へ向かう激しい展開となりました。5番のノーサイドガールはポジションを下げ、遅れて6番のビクトレアが最高方です。
直線コースに入ると、わずかに2番ユノアールが先頭で粘りますが、外から3番レイナデルアレーナ、4番オーバーユーが並びかけます。そして内から力強く伸びたのが1番ユーヴェル。前4頭の追い比べから、今度は外の4番オーバーユーと内の1番ユーヴェルの2頭のセリ合いに。この熱い叩き合いを制したのは、内から抜け出した1番ユーヴェルでした。古岡勇樹騎手の騎乗で差し切り、見事な勝利を飾っています。2番手は4番オーバーユー、3番手は3番レイナデルアレーナという結果でした。
レース前情報:出馬表
本レースの出走馬情報は以下の通りでした。
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 (所属) | オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ユーヴェル | 牝2 | 54 | 古岡勇樹 | 八木正喜 (川崎) | 5.1 | 2 |
| 2 | 2 | ユノアール | 牝2 | 54 | 池谷匠翔 | 林隆之 (川崎) | 10.0 | 5 |
| 3 | 3 | レイナデルアレーナ | 牝2 | 54 | 櫻井光輔 | 古澤悟 (川崎) | 5.9 | 4 |
| 4 | 4 | オーバーユー | 牡2 | 55 | 西啓太 | 河津裕昭 (川崎) | 5.2 | 3 |
| 5 | 5 | ノーサイドガール | 牝2 | 54 | 張田昂 | 山田質 (川崎) | 2.0 | 1 |
| 6 | 6 | ビクトレア | 牝2 | 54 | 中越琉世 | 久保勇 (川崎) | 11.2 | 6 |