園田3R C3一（2025/12/09）レースハイライト：ヤマニンラベーラの差し切り劇
2025年12月9日、園田競馬場で行われた第3レース C3一の戦いは、1番人気ヤマニンラベーラが激しい先行争いを制し、ゴール前で鮮やかに差し切るドラマチックな展開となりました。このレースの実況詳細と出走馬のデータを分析し、今後の予想に役立つ情報をお届けします。
この記事の目次
【公式データ】園田 3R C3一 出馬表（2025年12月9日 11:40発走）
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 単勝オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ナリタボニー | 牝3 | 53 | 小谷哲平 | 坂本和也 | 19.2 | 8 |
| 2 | 2 | ステラマリーナ | 牝4 | 54 | 高橋愛叶 | 栗林徹治 | 6.4 | 3 |
| 3 | 3 | シャッタースピード | 牡3 | 57 | 松木大地 | 雑賀伸一 | 23.9 | 9 |
| 4 | 4 | エルイエロ | 牡6 | 57 | 小谷周平 | 稻田彰宏 | 9.1 | 4 |
| 5 | 5 | スタビライザー | 牡4 | 53 | 塩津璃菜 | 長南和宏 | 28.1 | 10 |
| 6 | 6 | チャーミーアイズ | 牝6 | 55 | 鴨宮祥行 | 栗林徹治 | 18.5 | 7 |
| 7 | 7 | カリスパール | 牝3 | 55 | 吉村智洋 | 保利幸作 | 3.4 | 2 |
| 7 | 8 | サティンボディス | 牝5 | 55 | 永井孝典 | 平松徳彦 | 11.5 | 5 |
| 8 | 9 | テイケイヴォーグ | 牡5 | 57 | 廣瀬航 | 山口浩幸 | 13.0 | 6 |
| 8 | 10 | ヤマニンラベーラ | 牝4 | 55 | 田野豊三 | 松平幸秀 | 2.9 | 1 |
※オッズ・人気は発走直前のデータに基づいています。
レース実況詳細：手に汗握る展開を振り返る
スタートから向こう正面：カリスパールの逃げ
全馬ゲートに収まりスタート。ほぼ揃ったスタートを切りますが、6番チャーミーアイズ（鴨宮騎手）が積極的に前へ上がり、その外から2番人気7番カリスパール（吉村騎手）がハナを奪いました。チャーミーアイズは控えて2番手。3番手集団には5番人気の8番サティンボディスが付け、その後方には5番スタビライザーが追走します。
1番人気10番ヤマニンラベーラ（田野騎手）は後方で脚を溜める形。向こう上面では、3走前にC2を勝ち上がっている実績を持つカリスパールがリードを取り、ぴったり2番手にサティンボディスが追走。3番手にチャーミーアイズ、4番手にはスタビライザー、そしてその後方にヤマニンラベーラという隊列でレースは中盤へ進みます。
3コーナーから直線：ヤマニンラベーラの猛追
3コーナーから4コーナーにかけて、リードを1馬身半ほどに広げたカリスパールが粘り込みを図ります。これに対し、8番サティンボディスが並びかけ、後方からヤマニンラベーラが差を詰めてきました。
第4コーナーを回り直線へ。先頭は依然としてカリスパールが粘っていますが、外から猛烈な勢いで10番ヤマニンラベーラが追い込み、これを捕らえにかかります。3番手争いは6番チャーミーアイズが上がろうとする中、外からは1番ナリタボニー、2番ステラマリーナも上位を目指します。
ゴール：ヤマニンラベーラが差し切る！
熾烈な叩き合いの末、外から伸びたヤマニンラベーラが内で粘るカリスパールをクビ差捉え、見事ゴールイン。人気に応える差し切り勝ちを収めました。3番手争いは混戦となり、着順確定が待たれます。
注目馬のレース後の分析と今後の展望
勝利馬：ヤマニンラベーラ（10番）
1番人気に推されたヤマニンラベーラは、後方からのレース運びとなりましたが、直線での鋭い末脚は圧巻でした。C3クラスでこのパフォーマンスを見せたことで、今後C2クラスへの昇級戦でも十分に通用する可能性が高いでしょう。田野豊三騎手とのコンビネーションも良く、次走以降も引き続き注目すべき一頭です。
善戦馬：カリスパール（7番）
カリスパールは積極的な逃げを打ち、レースを引っ張りました。最後の直線でヤマニンラベーラに惜しくも差し切られましたが、3走前にC2を勝利した実力は健在。吉村智洋騎手の手綱で、クラス再編成後も安定した成績を残すことが期待されます。
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