2025年12月19日に名古屋競馬場で行われた9R B4組(ダート1500m)の出馬表、レース実況、および注目の予想馬情報をお届けします。このレースは11頭立てで争われ、1番人気ジナ、2番人気グローブフェイムがオッズ上位を占めました。ハンデ戦となるB4組は、混戦が予想される中、どのようなドラマが展開されたのでしょうか。
レースの基本情報は以下の通りです。
レースに臨んだ全11頭の出馬表と想定オッズは以下の通りです。オッズは発走直前の変動にご注意ください。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 想定オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ジナ | 牝5 | 55 | 村上弘樹 | 角田輝也 | 2.2 | 1 |
| 2 | 2 | メタルクラフト | 牡5 | 57 | 塚本征吾 | 荒巻透 | 23.9 | 8 |
| 3 | 3 | マルトクローレル | 牝7 | 53 | 木之前葵 | 戸部尚実 | 43.9 | 9 |
| 4 | 4 | ビッグベッター | 牡6 | 57 | 丹羽克輝 | 井手上慎 | 64.9 | 10 |
| 5 | 5 | グローブフェイム | 牝5 | 55 | 加藤聡一 | 坂口義幸 | 3.6 | 2 |
| 6 | 6 | イズジョーノヒカリ | 牝4 | 55 | 明星晴大 | 藤ヶ崎一 | 17.8 | 7 |
| 6 | 7 | ガーニュ | 牡4 | 57 | 大畑雅章 | 川西毅 | 5.8 | 3 |
| 7 | 8 | トコトコトッコトコ | 牝4 | 51 | 小笠原羚 | 坂口義幸 | 16.8 | 6 |
| 7 | 9 | サンブノワ | 牡4 | 57 | 大畑慧悟 | 迫田清美 | 12.7 | 4 |
| 8 | 10 | スマートヌーメン | 牝4 | 55 | 今井貴大 | 藤ヶ崎一 | 16.1 | 5 |
| 8 | 11 | ロードバルドル | 牡6 | 57 | 東川慎 | 井上哲 | 98.4 | 11 |
今回のレースで予想の印(△)が打たれていた注目馬は、7枠8番 トコトコトッコトコでした。想定オッズ19倍(6番人気)という人気以上に、実力や展開利を見込まれていた可能性があります。
先行馬が多いメンバー構成の中で、中団からスムーズに差し込むことができれば、軽量を生かして上位に食い込むチャンスがあると見られていました。
スタート後、先行争いを制したのは1番のジナ。今日も積極的な競馬で先頭に立ちました。2番手グループからは3番マルトクローレル、外から4番ビッグベッターが追走し、5番グローブフェイム、外から10番スマートヌーメンも上がっていきました。
後方には予想注目馬の8番トコトコトッコトコ、9番サンブノワらが続き、最高峰は2番メタルクラフトという縦長の隊列で向こう正面へ。先頭を行く1番ジナがリードを保ち、800mを通過します。
向こう正面から4コーナーにかけて、2番手集団が差を詰め始めます。2番手には7番ガーニュ、3番手には4番ビッグベッターがつけ、外からは10番スマートヌーメンが追い上げ、5番グローブフェイム、3番マルトクローレルも続きました。
最後の直線では、粘る1番ジナに対し、外から7番ガーニュが猛追。この2頭の激しい叩き合いが展開されました。その後ろでは、4番ビッグベッター、5番グローブフェイムなどが一団となってゴールに飛び込み、非常に見ごたえのある接戦となりました。