ポインセチアステークス2025の追い切り評価と注目馬の状態を分析。ワンダーディーン、ウェイニースーなど有力馬の最終追い切り内容や、阪神ダート1800mへの適性を血統背景から徹底解説。将来のダート戦線を占う重要な一戦のレース展望とポイントをまとめました。
この記事の要点
- ワンダーディーンは前走の疲れを見せず、キビキビとした動きで好調を維持。
- ウェイニースーはリフレッシュ放牧を挟み、コース適性も高く仕上がりは良好。
- シーズザスローンは入念な乗り込みで馬体が引き締まり、終いの伸びも優秀。
- 血統面からは各有力馬が阪神ダート1800mへの高い適性を示唆。
- 初ダートや芝からの転戦組が、レース展開の鍵を握る可能性がある。
目次
ポインセチアS 2025 追い切り評価:注目馬の仕上がり
今週行われた最終追い切りの内容を元に、注目馬の状態を評価します。
ワンダーディーン
- 追い切り内容(12/17):栗東坂路(良) 55.0 – 39.4 – 25.2 – 12.5(馬也)
- 評価:B(好調持続)
外側のガウラディスコと併入。キビキビとした脚さばきを見せ、数字以上のスピード感を感じさせる内容でした。前走「もちの木賞」勝利後の疲れも見られず、力を出せる態勢が整っています。
ウェイニースー
- 追い切り内容(12/17):栗東CW(良) 90.6 – 71.1 – 54.4 – 38.6 – 11.9(馬也)
- 評価:B(仕上がり良好)
中内田調教師自らが手綱を取り、終始軽快な脚取りを披露しました。リフレッシュ放牧を挟んで調整は順調。反応も良く、3ヶ月ぶりの実戦でも動ける状態にあります。
シーズザスローン
- 追い切り内容(12/17):栗東坂路(良) 54.5 – 39.1 – 24.7 – 12.1(仕掛)
- 評価:B(状態良好)
坂路とコースを併用して入念に乗り込まれました。今週は力強いフォームで駆け上がり、終いの伸びも優秀。前走のJBC2歳優駿時よりも馬体が引き締まった印象です。
ロックターミガン
- 追い切り内容(12/17):栗東坂路(良) 54.0 – 39.8 – 25.7 – 12.5(馬也)
- 評価:B(気配上昇)
一杯に追われる併せ馬を尻目に、持ったままの手応えで併入。活気十分の動きで、初ダートに向けて気配は確実に上昇しています。
【絶対調査】出走有力馬の血統背景
血統面から、今回の条件(阪神ダート1800m)への適性を精査しました。
| 馬名 | 父 | 母父 | 血統分析 |
|---|---|---|---|
| ワンダーディーン | ディーマジェスティ | ワンダーアキュート | 父は皐月賞馬だが、母父はJBCクラシック勝馬。ダート1800mへの高い適性は前走でも証明済み。 |
| ウェイニースー | Into Mischief | Cairo Prince | 北米のトップサイアーInto Mischief産駒。スピードとパワーを兼ね備えた、生粋のダート短中距離血統。 |
| シーズザスローン | キズナ | Frankel | キズナ産駒はダートもこなす万能型。母父Frankelのスタミナが加わり、タフな阪神ダートは好条件。 |
| テイエムサンレー | ルヴァンスレーヴ | ルーラーシップ | 父はダート王ルヴァンスレーヴ。ダートでの力強さは父譲りで、1800mへの距離延長も問題なし。 |
| ジャスティンルマン | スワーヴリチャード | Frankel | 近年注目を集めるスワーヴリチャード産駒。母系は欧州の芝血統だが、ダート替わりで新境地。 |
レース展望とポイント
今回のポインセチアSは、10頭という手頃な頭数ながら、重賞やオープンで実績のある馬が集まりました。
ワンダーディーンは、前走のもちの木賞で砂を被っても平気な精神面を見せており、1番人気の期待に応える走りが期待されます。ウェイニースーは新馬戦(阪神ダ1800m)で後続を1.1秒ちぎる圧勝劇を見せており、コース適性は抜群です。
初ダートとなるロックターミガン(父シスキン)や、芝重賞からの参戦となる各馬が、砂の深い阪神ダートに対応できるかが鍵となります。
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※情報の正確性には万全を期しておりますが、最終的な出走表、オッズ、成績などは必ず主催者発表のものと照合してください。