2025年12月21日開催のコールドムーンSの予想ポイントを解説。中京ダート1400mを舞台に、AI勝率予測トップのダノンフィーゴや実力馬ワイワイレジェンドを中心に、AIが推奨する穴馬プロトポロスなどを徹底分析。直近の調教情報や厩舎コメントも交え、馬券検討に役立つ情報を提供します。
舞台となる中京ダート1400mは、芝スタートで外枠がやや有利な傾向があるものの、タフな直線での攻防が見どころです。当日の馬場状態は「稍重」が予想されており、スピードとパワーの両立が求められるタフなレースになりそうです。
予想のポイントとなるのは、上位人気が予想されるダノンフィーゴやワイワイレジェンドといった実力馬に対し、AIが弾き出した「買える穴馬」がどう絡んでくるかです。
米国産馬らしいスピードとパワーを兼ね備えた血統背景を持つダノンフィーゴ。AIによる勝率予測でも21.4%とトップの数値を叩き出しています。直近の調教(12/17 栗東坂路)では、無理をさせない内容ながらも軽快な動きを見せており、石橋助手も「前走は集中力を切らさずに走れていた。強い競馬でしたね。やれる力はある」とコメント。状態の良さが伺えます。中京ダート1400mへの適性も高く、今回の中心的存在と言えるでしょう。
人気の一角、ワイワイレジェンドも注目です。父ダノンレジェンド、母父フォティテンという配合はダート短距離での爆発力を秘めています。前川調教師のコメントでは「いつも通りの調整パターン。体調面の心配はないし、ここも自分の競馬で」と順調さをアピール。AI分析では勝率予測こそ4位(10.7%)ですが、回収期待値などを加味した総合評価で「買い」のシグナルが出ています。安定感と一発の魅力を兼ね備えた1頭です。
AI予測の総合スコアで全体1位の評価を得たのがプロトポロスです。勝率予測は控えめですが、回収期待値が高く、妙味のある存在です。西村調教師によると前走は「忙しくて包まれてしまった」とのことですが、「コースは合うので、前々でもまれずに運べれば」と巻き返しに意欲を見せています。12/17のCW調教でも一番時計をマークするなど、仕上がりは良好です。
AIが「買い」と判断したもう1頭の伏兵がナイトアクアリウム。父ロードカナロア×母父クロフネという日本のスピード競馬に適応した血統です。杉山佳調教師は「中間も馬は元気」と状態に太鼓判を押しており、AI総合スコアでも4位にランクイン。5番人気前後が予想されますが、馬券圏内に食い込む可能性は十分です。
AI評価ランクで最高位の「A」評価を獲得したのがサトノフェニックス。ヘニーヒューズ産駒はダート短距離の鉄板血統です。西園正調教師も「久々の千四でもスピードのあるところを見せた。叩いた上積みを期待する」とコメントしており、前走からの上積みが期待できます。総合スコアも2位と高く、決して軽視できない1頭です。
今年のコールドムーンSは、AI勝率トップのダノンフィーゴと、AIが「買い」と判断したワイワイレジェンド、ナイトアクアリウムの争いに、総合力で上回るプロトポロスやサトノフェニックスがどう絡むかが焦点となりそうです。
特に直近の調教で抜群の動きを見せた馬や、陣営のコメントが前向きな馬には要注意です。
最終的な予想の結論や、さらに詳細なAI予測データは、以下のリンクからご覧いただけます。ぜひ馬券検討にお役立てください。コールドムーンS 2025 最終予想の結論はこちら