2025年12月19日
2025年12月20日に中京競馬場で行われるクリスマスローズS(芝1200m)の追い切り評価を分析。有力候補タマモイカロスや、抜群の動きを見せたフォーゲルをはじめ、各出走馬の仕上がりや血統背景、厩舎コメントを基にレースの勝機を探ります。
この記事の要点
- ✓フォーゲルがポリトラックで終い11.1秒の好時計を記録し、最高の「評価A」を獲得。
- ✓タマモイカロスは併せ馬で先着し、ラスト11.1秒の鋭い伸びで「評価B」ながら上昇ムード。
- ✓血統面ではタマモイカロス、フォーゲル、ハッピーエンジェルらが短距離適性の高さを示唆。
- ✓AI予測ではタマモイカロスが指数トップだが、追い切りの動きではフォーゲルが際立つ。
目次
クリスマスローズS 2025 追い切り評価まとめ
直近の追い切り(12月17日中心)から、各馬の仕上がりをランク付けして分析します。
A抜群の動きを披露したフォーゲル
フォーゲル(評価:A)
- 調教内容:12/17(水) DP(良)助手 5F 67.1 – 51.4 – 37.7 – 11.1(馬也)
- 分析:ポリトラックコースで終い11.1秒という素晴らしい加速を見せました。格上馬ソウテンを追走して併入しましたが、手応えには十分な余裕があり「動き抜群」との評価です。1200mへの距離短縮で良さが出ており、万全の態勢と見られます。
B上昇一途のタマモイカロスと好調キープの各馬
タマモイカロス(評価:B)
- 調教内容:12/17(水) CW(良)高杉 86.2 – 67.1 – 51.5 – 36.2 – 11.1(仕掛)
- 分析:前走の福島2歳Sからの上積みが顕著です。併せ馬で0.1秒先着し、ラストも11.1秒と鋭く伸びました。厩舎側からも「更に上昇」との評価が出ており、57キロの斤量を克服できれば有力候補です。
コラルリーフ(評価:B)
- 調教内容:12/17(水) 栗坂(良)鮫島駿 52.6 – 38.1 – 25.1 – 12.8(馬也)
- 分析:坂路で素軽い動きを披露。併せ馬で0.7秒先着しており、調整は非常に順調で体調の良さが伺えます。
ハッピーエンジェル(評価:B)
- 調教内容:12/17(水) 美坂(良)助手 54.4 – 39.2 – 25.5 – 12.6(馬也)
- 分析:坂路で安定したラップを刻み、好調を維持しています。1200mへの距離短縮はプラス材料との見解で、前走以上の走りが期待されます。
出走馬の血統背景:短距離適性を念入りに調査
今走の有力馬を中心に、その配合と短距離適性を解説します。
タマモイカロス
父デクラレーションオブウォー(ダンチヒ系)母父ダンスインザダーク(サンデーサイレンス系)
血統分析:父は万能種牡馬ですが、日本ではスプリント〜マイルでのスピード能力が目立ちます。母父ダンスインザダークによるスタミナの補完もあり、タフな中京の直線でも最後まで脚を使える配合と考えられます。
フォーゲル
父アルアイン(ディープインパクト系)母父ロードカナロア(キングマンボ系)
血統分析:父アルアインは皐月賞馬ですが、母の父に短距離王ロードカナロアを持つことでスピードが強化されています。近走の成績が示す通り1200mの適性は非常に高く、現代のスピード競馬に合致した良血馬です。
ハッピーエンジェル
父ジョーカプチーノ(サンデーサイレンス系)母父スウェプトオーヴァーボード(フォーティナイナー系)
血統分析:父、母父ともにスプリント重賞勝ち馬を多数輩出するスピード血統です。特に母父の血が短距離でのキレを支えており、1200m戦への距離短縮は血統背景からも魅力と言えます。
厩舎コメントから見る勝機
現場の声に基づいた、各馬のコンディションを確認します。
「小回り1200mは少し忙しかったが、力でねじ伏せた。斤量増(57kg)も苦にならない。」―タマモイカロス(藤岡厩舎)
「1200mを使い始めてから良い面が出ている。状態は非常に良く、オープンでも。」―フォーゲル(斉藤崇厩舎)
「スタートが速く1200mがベスト。リフレッシュ効果十分。」―シーグルロス(尾形厩舎)
予想の結論
AI予測データによると、タマモイカロスが予測的中率・回収期待値ともにトップクラスの評価(AI指数273)を得ており、次いで追い切り評価Aのフォーゲル(AI指数213)が続く形となっています。
具体的な買い目や最終的な見解については、専門サイトでご確認ください。
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本記事の情報は2025年12月19日時点の調査内容に基づいています。馬券の購入は自己責任でお願いいたします。