三冠馬コントレイルの初年度産駒の成績について、競馬ファンからの厳しい声が相次いでいます。特に、高額取引馬の不振や、ホープフルステークス(G1)出走馬への期待と不安が交錯する中、掲示板では「すでに失敗」という意見が多数を占めています。この記事では、ファンが指摘する産駒の特徴や、新種牡馬リーディングの評価、そして年末の重要レースに向けた議論をまとめます。
12月27日の阪神5R新馬戦に出走したダノンミッドナイト(C.デムーロ騎手騎乗)が4着に敗れたことは、コントレイル産駒への期待をさらに下げる結果となりました。同馬は血統や鞍上からも高い注目を集めていましたが、掲示板では以下のような厳しいコメントが寄せられています。
この結果を受け、多くのファンは「もう失敗なんだよ あと決まるのは大失敗か失敗かってだけ」と、種牡馬としての評価はすでに決着がついたと考えているようです。(投稿者)
ファンが共通して指摘するコントレイル産駒の課題は、「坂に弱い」点と「瞬発力(切れ味)のなさ」です。これは、ディープインパクト産駒が持つ「キレ」とは対照的であり、スローペースからの瞬発力勝負に対応できていない現状が議論されています。
このため、「坂を削るまで活躍はお待たせや」や「小倉開催を待て」といった、平坦コースでの活躍を期待する声も出ています。また、ダノンミッドナイトの母系が短距離・マイル馬であったことから、マイル戦に出すべきだったのではないかという、距離適性についての考察もなされています。
年末の中央競馬開催において、コントレイル産駒の命運を分けるかもしれない重要な出走が控えています。特に12月27日のG1ホープフルステークス(中山11R 芝2000m)に出走するバドリナート(坂井瑠星騎手)への注目度は非常に高い状況です。
バドリナートについては「コント付けちゃった生産者の命運がガチでかかってる」という意見や、勝てなければ「ホープレスステークス過ぎる」といったコメントも見られます。ホープフルSを制覇すれば、ファンからは「20勝を達成したら大成功にしてやろうぜ」と、成功ラインの引き下げすら示唆されています。
また、未勝利のエースフライトが「コントレイル産駒20勝の最後の希望」と期待する声もあり、年末に勝ち星を積み重ねられるかに注目が集まっています。
コントレイルは2025年の中央競馬におけるファーストシーズンサイアー(新種牡馬)リーディングで首位に立っています。しかし、このリーディング順位についても、ファンからは厳しい視線が向けられています。
ファンは、コントレイルがトップクラスの繁殖牝馬を揃え、圧倒的な頭数(約79頭)を出走させているにもかかわらず、ポエティックフレア(出走26頭)やベンバトル(出走42頭)と比べて賞金面での差が小さいことを問題視しています。
新種牡馬リーディング1位という「数の暴力」での優位性ではなく、産駒一頭あたりの質や、当初期待された勝ち星(当初は30〜40勝という意見もあったが、現在は20勝が目標とされている)に到達できていない現状が、「失敗」論の根拠となっています。
この記事は、以下の掲示板スレッドにおけるユーザーの議論内容を元に構成・編集しています。
コントレイルはなぜ種牡馬失敗したのか ~The 58th impact ~