日本ダービーは牡馬クラシックの最高峰であり、牝馬が出走する機会は限られています。しかし、競馬ファンの間では「あの歴史的名牝がもし日本ダービーに出走していたら勝てたのではないか?」という夢の議論が尽きません。この記事では、匿名掲示板に寄せられた熱い投稿を基に、\"ダービーに出ていたら多分勝てた牝馬\"として名前が挙がった名馬たちを深掘りし、その可能性を検証します。
目次
史上最強牝馬がダービーに挑む!議論の的となった名牝たち
スレッド内では、牝馬三冠馬やG1複数勝利馬など、複数の歴史的名牝の名前が挙がりましたが、特に支持を集めたのはアーモンドアイ、ダイワスカーレット、リバティアイランドの3頭でした。
アーモンドアイ:圧倒的なパフォーマンスを持つ女王
アーモンドアイは、その類稀なスピードと卓越した末脚で、多くのファンから「ダービーでも勝てた」と支持されています。投稿の中には、桜花賞勝利後に国枝調教師が「この馬でダービーを獲りたい」と発言していたという逸話も紹介されており、陣営もそのポテンシャルを高く評価していました。
「半年後の同舞台JCで前年翌年のJC馬も置き去りに圧倒的なレコード勝ちだったからな 国枝は桜花賞勝った後にこの馬でダービー獲りたいと言ってたのに気の毒だった」
ただし、ダービーがスローペースでインが固まる展開になった場合、牡馬の物理的な強さに屈する可能性を指摘する声も一部で見られました。
ダイワスカーレット:熱発回避が悔やまれる名牝
ダイワスカーレットは、ウオッカと同じ世代でありながら、ダービー直前の熱発(高熱)により出走を回避した経緯があります。ファンからは、もし出走していれば牡馬相手に楽勝していたという強い意見が寄せられています。
「アンカツにダービー出てれば楽勝だったと言わしめたスカーレットは確定」
また、ライバルであるウオッカとの比較では、ダイワスカーレットを優位と見る意見と、「東京競馬場ならウオッカが強い」とする意見が激しく対立し、ダービー制覇の可能性は高く評価されつつも、距離適性や舞台設定による議論の余地を残しています。
リバティアイランド:牡馬レベルが低かった世代での優位性
リバティアイランドは、牝馬三冠を達成した世代において、牡馬のレベルが比較的低かったと評されることもあり、現役世代の中では最もダービー制覇に近かった牝馬として名前が挙がりました。
「リバティアイランドのオークスのレーティングはタスティエーラより8ポンドも高い」「23は春先からレベルの低さ騒がれまくるくらいだったし実際に壊滅的な世代だった 議論するまでもなくリバティの勝ちは明らかだろう」
ただし、牡馬のタスティエーラとの直接対決で敗れている事実も指摘されており、ダービー出走時の状態が鍵になっただろうと推測されます。
ジェンティルドンナとその他の有力候補
ジェンティルドンナ(Gentildonna)も、アーモンドアイ、リバティアイランドと並び、その実力から「相手関係も加味して80%以上の確率で勝てただろう」と非常に高く評価されています。
この他、スレッドでは以下の名牝たちの名前もダービー候補として挙がりました。
- ブエナビスタ
- ヒシアマゾン
- ダンスパートナー
- ベガ
- エアグルーヴ
- デアリングタクト
【参考】匿名掲示板スレッド情報と議論の深さ
今回の記事は、以下の匿名掲示板で交わされた競馬ファンによる熱い議論を参考に構成しました。名牝たちがもしダービーに出走していたら、という夢のIFについて、具体的な根拠や当時の状況を交えて深く議論されています。
スレッドタイトル: ダービーに出てたら多分勝てた牝馬
参照URL: ダービーに出てたら多分勝てた牝馬(5chスレッド)
議論のポイント: アーモンドアイとダイワスカーレットの比較、およびリバティアイランドの世代レベル評価に特に多くの投稿が集まりました。
よくある質問(FAQ)
Q: 牝馬がダービーに出走することは可能ですか?
A: はい、可能です。日本ダービー(東京優駿)は性別に関係なく出走できる混合競走ですが、牝馬クラシック路線との兼ね合いや負担重量の面から、実際に出走する牝馬は非常に稀です。これまでに牝馬でダービーを制覇したのは、1937年のヒサトモ、そして2007年のウオッカの2頭のみです。
Q: ダイワスカーレットはなぜダービーに出走しなかったのですか?
A: ダイワスカーレットはダービーの直前に体調を崩し、熱発(高熱)を発症したため、大事を取って出走を回避しました。彼女の能力を高く評価するファンや関係者からは、もし無事に出走していれば、牡馬相手に好走していた可能性が高いと現在でも語り継がれています。
Q: アーモンドアイの陣営はダービー出走を希望していましたか?
A: 桜花賞を勝利した後、当時の国枝栄調教師はメディアに対して、アーモンドアイの能力の高さから「この馬でダービーを獲りたい」という旨のコメントを残しています。しかし、馬への負担やその後のキャリアを考慮し、最終的には牝馬二冠を目指してオークスを選択しました。