2025年11月19日 笠松2R C8組 レース回顧:ダディーズグーグーが鮮やかに差し切り!
2025年11月19日、笠松競馬場で行われた2R C8組は、ダディーズグーグーが力強い末脚で差し切り勝ちを収めました。波乱含みの展開となったこの一戦を、レース実況とともにお届けします。
出走馬とレース前の評価
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 所属 | 調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | レッツシンク | 牡8 | 57 | 藤原幹生 | 笠松 | 田口輝彦 |
| 2 | 2 | ソルトミル | 牝4 | 55 | 高木健 | 笠松 | 水野善太 |
| 3 | 3 | ヒルノマース | 牝6 | 55 | 東川慎 | 笠松 | 後藤正義 |
| 4 | 4 | ソルトグリーン | セ6 | 57 | 望月洵輝 | 笠松 | 大橋敬永 |
| 5 | 5 | ロジェ | 牝5 | 53 | 深澤杏花 | 笠松 | 栗本陽一 |
| 6 | 6 | キルザサイレンス | 牡4 | 57 | 向山牧 | 笠松 | 後藤正義 |
| 7 | 7 | スマートジュディ | 牝3 | 55 | 細川智史 | 地方 | 森山広大 |
| 7 | 8 | アイヴカムバック | 牝5 | 54 | 松本一心 | 笠松 | 川嶋弘吉 |
| 8 | 9 | ポートタウランガ | 牝3 | 55 | 渡辺竜也 | 笠松 | 笹野博司 |
| 8 | 10 | ダディーズグーグー | 牡3 | 57 | 筒井勇介 | 笠松 | 笹野博司 |
レース展開:序盤から中盤の攻防
スタート直後、10番ダディーズグーグーがやや出遅れるも、すぐに体勢を立て直し、先行争いに加わります。内からは2番ソルトミル、さらに1番レッツシンクが並んで先行態勢を築きました。しかし、外からはダディーズグーグーが虎視眈々と前を狙い、6番キルザサイレンスも4番手につける好位をキープ。
1コーナーから2コーナーにかけて、1番レッツシンクが先頭を奪い、リードを広げます。2番手にはダディーズグーグー、3番手には2番ソルトミルが続き、向こう正面へ。ここで6番キルザサイレンスが動き出し、前との差を詰めます。後方からは8番アイヴカムバックが追い上げを開始し、外からは9番ポートタウランガも集団の外目に取り付き、ポジションを上げてきました。
勝負の3コーナーから直線!
3コーナー手前でレースは一気にペースアップ。ここで10番ダディーズグーグーが満を持して先頭に躍り出ます。2番手以下を1馬身半ほど引き離し、後続との差を広げにかかります。2番手集団では、6番キルザサイレンスが懸命に追い上げ、外からは9番ポートタウランガ、8番アイヴカムバックも差を詰めてきます。さらに後方からは5番ロジェが外目から前を追う展開。
そして迎えた4コーナーから直線。先頭のダディーズグーグーは、後続を2馬身、3馬身と突き放し、独走態勢を築きます。2番手には9番ポートタウランガが浮上。3番手争いは混戦となり、6番キルザサイレンスと8番アイヴカムバックが激しく競り合います。さらに外からは7番スマートジュディも追い上げを見せ、ゴール前の攻防は熾烈を極めました。
レース結果:ダディーズグーグーが圧勝!
最終的に、10番ダディーズグーグーが他馬を寄せ付けない圧巻の走りでゴールイン!見事な差し切り勝ちを収めました。2番手には9番ポートタウランガが入り、3番手争いは5番ロジェと7番スマートジュディが接戦の末、入着を果たしました。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- 9番ポートタウランガの出遅れ: スタート直後にやや出遅れがありましたが、その後は巻き返して2着を確保。スムーズなスタートであれば、さらに上の着順も狙えた可能性があり、次走以降のスタートに注目です。
- 10番ダディーズグーグーの強さ: 出遅れをものともせず、中盤から力強くポジションを上げ、直線で突き放す競馬は圧巻でした。今回の勝利で、その実力を改めて証明したと言えるでしょう。今後も重賞戦線での活躍が期待されます。
- 3番手争いの混戦: 5番ロジェ、7番スマートジュディ、6番キルザサイレンス、8番アイヴカムバックによる3番手争いは見応えがありました。これらの馬たちの次走以降のパフォーマンスにも注目が集まります。
今回の笠松2R C8組は、ダディーズグーグーの鮮やかな勝利で幕を閉じました。今後の競馬シーンを占う上でも、記憶に残る一戦となったことでしょう。