2025ローズベール賞(OP)予想|マーブルマカロン、カマチョクインの有力2頭を徹底解剖!

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2025年11月13日に大井競馬場で開催される「ローズベール賞」の予想ポイントを、調教データや厩舎コメント、過去のパフォーマンスから徹底解説。牝馬限定のダート1600m戦に集う9頭の中から、JRA転入馬や実力馬の仕上がりを専門的に分析し、馬券の核心に迫る「買い」と「消し」のポイントを見極めます。

この記事の要点

  • 地力上位で休み明けでも万全の仕上がりを見せるマーブルマカロンが本命候補。
  • JRAでの実績が光る転入初戦のカマチョクインは能力発揮ならV候補。
  • 前走大敗も3連勝の実績があるケテンドリームが巻き返しを狙う。
  • 牡馬相手に揉まれた経験が活きる先行馬ツーシャドーは展開次第で粘り込みも。
  • Jpn1から連闘のマテリアルガールや軽量のフェルディナンドなど伏兵も多彩。

有力馬5頭 コンディション早見表

まずは、特に注目を集める有力馬5頭の最新コンディションを、調教短評、厩舎コメントの評価、そしてレースでの注目ポイントに基づいて一覧化します。

馬番馬名調教短評 (11月上旬)厩舎コメント評価注目ポイント
9マーブルマカロン動き軽快 (11/9)◎ 攻め順調地力上位は明白
7カマチョクイン仕上がり良好 (11/8)(評価なし) 雰囲気はいい転入緒戦でもV候補
1ケテンドリーム手応え抜群 (11/9)○ デキはキープ巻き返しを期待
3ツーシャドー変わりなく順調 (11/8)○ 粘りを増して展開ひとつで前残り
5ジゼル動きキビキビ (11/8)(評価なし) 乗り込み順調距離対応が鍵

ローズベール賞2025:最有力候補2頭の仕上がりをジャッジ

専門家の分析および厩舎コメントで最も高く評価されているのは2頭。その仕上がりと勝機を深掘りします。

9. マーブルマカロン (牝5・藤田輝厩舎・笹川翼)

データ分析:牝馬OPなら「地力上位は明白」

本馬に関する分析データは、その実力を「地力上位は明白」と断言しています。その根拠は明確で、転入後は牝馬同士のレースで一度も崩れておらず、前走のスパーキングレディーC(Jpn3)では4着ながら、JBCの勝ち馬に先着する高いパフォーマンスを見せています。

陣営の自信の表れ:「目標は次でも好勝負」

4ヶ月以上の休み明けとなる点は一つの懸念材料ですが、陣営の評価は非常に強気です。藤田輝師は「◎」の最高評価を与え、「休み明けだが、予定通り乗り込めていて、追い切りの本数もこなせている」と調整の順調さをアピール。「目標は次だけど、ここでも好勝負になると思う」というコメントは、現在の仕上がりと地力の高さだけで勝ち負けになると踏んでいる、陣営の強烈な自信の表れと解釈できます。「V発進の期待は当然」とされる本命馬です。

調教評価:11/9(日)に「動き軽快」を記録

その自信を裏付けるように、直近の11月9日(日)には大井外回りコースでの追い切りで「動き軽快」との短評を得ています。馬なりの調整でも時計以上の動きを見せており、仕上がりに不安は一切感じられません。

7. カマチョクイン (牝5・坂井厩舎・矢野貴)

データ分析:転入緒戦から「V候補」たる所以

JRAからの転入緒戦となるカマチョクインは、今回最大の「未知の魅力」を秘めた存在です。そのポテンシャルは高く、専門家データも「V候補に」と高く評価しています。理由は、JRA在籍時の対戦相手のレベルの高さにあります。JRAの3勝クラスで掲示板を確保した実績に加え、「前々走の勝ち馬は9日のGⅢみやこSで2着」という事実は、本馬が戦ってきた相手のレベルがいかに「上質」であったかを客観的に示しています。

能力と気難しさが同居するハイリターン候補

坂井師は「雰囲気はいい」「期待を持って臨みたい」と前向きなコメントを寄せる一方で、「気難しい面がありそうで、当日のテンションが鍵」と気性面の課題も隠しません。これは、能力をフルに発揮しさえすれば勝ち切れると同時に、精神的な問題で凡走するリスクも併せ持つ、ハイリスク・ハイリターンな存在であることを示唆しています。

調教評価:11/8(土)に「仕上がり良好」

環境の変化が懸念される転入馬ですが、調教は順調そのものです。11月2日(日)にはゲート練習もこなし、最終追い切りとなった11月8日(土)の小林外コースでの調教では、「仕上がり良好」の評価を得ています。フィジカル面での準備は万全と判断できます。

ローズベール賞2025:連対を狙う注目の実力馬3選

優勝候補の2頭に待ったをかける、侮れない実力馬たちを分析します。調教評価、厩舎コメントから各馬の勝機を探ります。

1. ケテンドリーム (牝4・御神本訓・上杉厩舎)

データ分析:前走大敗で評価を下げるのは危険

前走のイヴニングスター賞では2番人気ながら8着と大敗しましたが、分析データは「1戦だけで評価を下げるのは危険」と警鐘を鳴らしています。理由は、2走前から4走前にかけて見せた圧巻の3連勝にあり、その内容は「時計、勝ちっぷりともに申し分なし」でした。牝馬同士の限定戦ならば、即通用する下地は十分にあります。

陣営の“巻き返し”への確信

上杉師は「デキはキープ。ここでもヒケを取らないし、巻き返しを」と明言。この言葉からは、前走の敗因を把握し、今回こその変わり身を見込んでいる陣営の強い意志が感じられます。

調教評価:11/9(日)に「手応え抜群」のA評価

その言葉を裏付けるように、11月9日(日)の追い切りでは「手応え抜群」と高く評価されました。状態面に関しては万全の態勢が整ったと見て間違いありません。

3. ツーシャドー (牝6・山中悠・小澤厩舎)

データ分析:牡馬相手に揉まれた経験が活きる

今年に入って安定した走りを見せており、特に牡馬相手の重賞となった前走の埼玉新聞杯で逃げて2着に粘り込んだ内容は「立派」の一言です。小澤師は「牡馬を相手に揉まれて刺激になったことが、前走の粘りにも表れている」と精神的な成長を評価しています。「展開ひとつで前残り十分」の典型的なタイプです。

調教評価:11/8(土)に「変わりなく順調」

11月8日(土)に浦和調教場で馬なりで調整され、「変わりなく順調」との評価。自分のペースでレースを運べれば、簡単には止まらないタフさが魅力です。

5. ジゼル (牝6・本田重・山中師)

データ分析:園田遠征で「力健在」を確認

前走は初の園田遠征で4着。その内容は「力健在は確認できた」と評価できるもので、専門家の分析でも「OPなら上位候補」とされています。山中師もレース内容を前向きに捉えています。

最大の課題は「1600m」への距離対応

陣営が唯一の懸念点として挙げているのが「距離」です。近走は1400m以下のスプリント戦が続いており、今回の1600mへの距離延長が最大の鍵となります。

調教評価:11/8(土)に「動きキビキビ」

状態面は良好で、11月8日(土)の追い切りでは「動きキビキビ」と、活気あふれる動きを披露。この活力がマイルの距離で最後まで持続できるかが焦点です。

ローズベール賞2025:軽視禁物の穴馬候補とその他出走馬分析

上位人気馬を脅かす可能性を秘めた馬、および評価が難しい馬たちをデータから分析します。

6. マテリアルガール (牝5・和田譲・小久保厩舎)

11月3日のJBCレディスクラシック(Jpn1)で地方馬最先着の6着に入った事実は「威張れる結果」です。中9日という強行軍ですが、小久保師は「疲れなし」と断言しており、調教でも「デキ落ちなし」の評価。大舞台を経験した上積みを考慮すれば注目の存在です。

4. フェルディナンド (牝4・達城龍・藤田輝厩舎)

昨年の東京プリンセス賞馬が長期休養を経て復調気配にあります。藤田師も「良化ムード」と手応えを感じており、調教の動きも確実に良化しています。最大の買い材料は「52kg」という斤量で、この斤量利を活かせれば「要警戒」の一頭です。

2. コアリオ (牝5・鷹見陸・栗田裕厩舎)

近走は外枠に泣かされていましたが、今回は陣営が待ち望んだ「2枠2番」という絶好の内枠を引き当てました。厩舎が敗因として挙げていた最大の枷が外れた今回、一変の走りに注意が必要です。

8. ニシノカシミヤ (牝5・張田昂・市村厩舎)

市村師から「夏場の疲れがあるのかも」とネガティブなコメントが出ており、前走内容からも推奨しにくい一頭。3走前に好走歴はありますが、近況からは厳しい評価となります。

ローズベール賞2025 最終結論と推奨馬

本記事では、2025年ローズベール賞の出走馬全9頭について、直近の調教データ、厩舎コメント、過去のパフォーマンスデータを基に予想のポイントを分析しました。「地力上位」のマーブルマカロン、「上質なJRAフォーム」を持つカマチョクイン、「巻き返し」を誓うケテンドリームを中心に、非常に興味深い一戦です。

次のアクション

データ分析に基づく最終的な結論、印、および推奨買い目については、以下のリンクからご確認ください。

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