高知6R C3ー16 レース回顧:ケルピーが鮮やかな逃げ切り勝ち!

2025年11月24日、高知競馬場で行われたC3ー16は、8番ケルピー(セ3、赤岡修次騎手)が圧倒的なスピードを見せつけ、見事な逃げ切り勝ちを収めました。単勝1.7倍の1番人気に応える盤石のレース運びで、2着に3/4馬身差をつけてゴール板を駆け抜けました。
レース展開:序盤から主導権を握ったケルピー
スタート直後、コールイングミーが好スタートを切るも、すぐに8番ケルピーが先行争いに加わり、わずかに先頭を奪います。2番手には9番ファルコナーラ、3番手には1番コールイングミーが続く展開となりました。
向こう正面では、ケルピーがやや行きたがる素振りを見せ、ペースアップ。前半の600mは38秒台と速い流れになります。赤岡修次騎手はケルピーを抑えながらもリードを保ち、2番手ファルコナーラとの差を広げにかかります。
3コーナーから4コーナーにかけて、ケルピーのリードはさらに広がり、後続を5馬身ほど引き離します。単独2番手には5番ポジティビティが浮上し、懸命に追い上げを開始します。
直線:ケルピーの粘り強さが光る
直線に入ってもケルピーの勢いは衰えず、残り200mを切っても5馬身ほどのリードを保ちます。外から追いすがるポジティビティ、そして3番手には7番ジョウショーメイクが上がってきます。
残り100mを切ってもケルピーは粘り強く、ポジティビティの追撃を振り切ります。最終的には5馬身差を保ったままゴールし、圧巻の勝利を飾りました。
レース結果と今後の展望
最終的な着順は以下の通りです。
- 1着:8番 ケルピー
- 2着:5番 ポジティビティ
- 3着:7番 ジョウショーメイク
ケルピーはこれで8勝目を挙げ、その実力を改めて証明しました。今後のレースでも、そのスピードと粘り強さを武器に活躍が期待されます。
2着のポジティビティも、先行するケルピーを最後まで追い詰める見せ場を作り、今後の成長が楽しみな一頭です。3着に入ったジョウショーメイクは、△近藤翔月騎手とのコンビで上位に食い込み、こちらも次走以降注目したい存在です。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- 8番ケルピー: 今回のレースでは、スタートからゴールまで主導権を握り、他馬を寄せ付けない強さを見せました。特に、速いペースの中でも最後まで粘り切る勝負根性は特筆すべき点です。今後、さらに上のクラスでの活躍も期待できるでしょう。
- 5番ポジティビティ: ケルピーには及ばなかったものの、直線での追い上げは目覚ましいものがありました。展開次第では、さらに上位を狙える能力を秘めていると考えられます。
- 7番ジョウショーメイク: 人気薄ながら3着に食い込み、健闘しました。近藤翔月騎手との相性も良く、今後も穴馬としての可能性を秘めています。
今回のC3ー16は、ケルピーの強さが際立つレースとなりました。今後の高知競馬からも目が離せません。