本日の高知競馬3R、C3ー19は、8番ルックアップトゥーと9番クラウンセヘルの激しい先行争いが繰り広げられた一戦となりました。
スタート直後、好ダッシュを見せたのは8番ルックアップトゥー。宮川実騎手を背に、わずかに先頭を奪い、レースの主導権を握ります。しかし、外からは9番クラウンセヘルがぴたりと追走し、2番手につけます。内からは1番人気の5番イドリスが3番手でこの先行争いを虎視眈々と見つめる形となりました。
最初の4コーナーから直線にかけて、ルックアップトゥーは半馬身ほどのリードを保ち、クラウンセヘルがその外に並びかけます。この2頭が後続を3馬身ほど引き離し、早くもマッチレースの様相を呈してきました。1000m通過は40秒フラット。ハイペースでレースは進みます。
2番手集団では、イドリスが依然として3番手をキープ。その後ろには7番オーウェンズバレー、4番ピンゾロが続き、さらに1番ミヤファイター、6番スマートエステラ、3番セージブラッシュ、そして最高峰に2番フランフィズという展開。全体的に縦長の隊列で、先行2頭がレースを引っ張ります。
3コーナーに向かうところで、ルックアップトゥーがさらにペースアップ。クラウンセヘルもそれに食らいつき、2頭の差は縮まりません。3馬身差の3番手からイドリスが徐々に差を詰めにかかりますが、前2頭の勢いは衰えません。
400mを切ると、後方からは1番ミヤファイターが追い上げを開始。4番ピンゾロもポジションを上げてきます。しかし、先頭争いは依然としてルックアップトゥーとクラウンセヘルの2頭。4コーナーをカーブする際には、ついに9番クラウンセヘルが8番ルックアップトゥーに並びかけ、激しい叩き合いが繰り広げられます。
残り200m。ここでクラウンセヘルがわずかに前に出ます。ルックアップトゥーも粘りを見せますが、徐々に差が開き始めます。3番手争いは混戦となり、ミヤファイター、イドリス、ピンゾロの3頭が広がって追い込んできます。
残り100mを切ると、9番クラウンセヘルがリードを広げ、体半分ほどの差をつけてゴール!2番手には粘り込んだ8番ルックアップトゥー。そして、3番手には追い込んできた4番ピンゾロが入りました。ミヤファイターとイドリスは惜しくも掲示板を確保する形となりました。