金沢1R C13:エイチエヌバンピーが鮮やかな差し切り勝ち!
2025年11月24日、金沢競馬場で行われた金沢1R C13は、7番エイチエヌバンピー(牡5、吉田晃浩騎手)が直線で豪快に差し切り、見事な勝利を飾りました。
レース回顧:波乱の幕開けからドラマチックな結末へ
スタート直後、5番アポロリリーが大きく出遅れる波乱の幕開けとなりました。レースは2番ベルアーブルが先手を取り、3番サンヴェローチェが外目2番手、8番エイトビートレターがこれに続く展開。中団には1番クイーンオブロード、6番クィーンルーラー、そして大きく離れて7番エイチエヌバンピーが追走する形となりました。
残り1000mを通過しても、先頭は2番ベルアーブル。8番エイトビートレターが並びかけ、3番サンヴェローチェが3番手で向こう正面を進みます。後方では7番エイチエヌバンピーがじっくりと脚を溜める展開。
残り600mを迎え、先頭の2番ベルアーブルがリードを3馬身ほどに広げにかかります。しかし、ここで外から一気に加速してきたのが7番エイチエヌバンピー。ぐんぐんと差を詰め、4コーナー手前で2番手まで浮上します。
そして迎えた直線。粘る2番ベルアーブルに対し、外から満を持して追い込んだ7番エイチエヌバンピーが残り200mで一気に交わし去ります。そのまま後続を突き放し、堂々のゴールイン。鞍上の吉田晃浩騎手は、まさに会心の騎乗を見せました。
2着には粘り込みを図った2番ベルアーブル、3着には離れた位置から追い上げた1番クイーンオブロードが入りました。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- 5番アポロリリーの出遅れ: 今回はスタートで大きく出遅れてしまい、力を出し切れませんでした。次走以降、スタートの改善が見られれば巻き返しに期待できるかもしれません。
- 7番エイチエヌバンピーの末脚: 後方からの差し切り勝ちという内容で、非常に鋭い末脚を披露しました。展開次第では今後も上位争いに加わってくる可能性を秘めています。
- 2番ベルアーブルの粘り: 先行して一度は突き放す競馬を見せ、最後まで粘り強く走りました。自身のペースで運べれば、今後も安定した成績を残せるでしょう。
レース結果詳細
| 着順 | 枠順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 人気 | オッズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 7 | 7 | エイチエヌバンピー | 牡5 | 57 | 吉田晃浩 | 1:36.5 | 3 | 10.5 |
| 2 | 2 | 2 | ベルアーブル | 牝3 | 55 | 中島龍也 | 1:36.7 | 1 | 2.1 |
| 3 | 1 | 1 | クイーンオブロード | 牝6 | 55 | 甲賀弘隆 | 1:37.9 | 6 | 79.1 |
| 4 | 6 | 6 | クィーンルーラー | 牝4 | 55 | 加藤翔馬 | 1:38.1 | 4 | 30.6 |
| 5 | 8 | 8 | エイトビートレター | 牝3 | 55 | 栗原大河 | 1:38.5 | 2 | 1.6 |
| 6 | 5 | 5 | アポロリリー | 牝8 | 55 | 魚住謙心 | 1:38.6 | 7 | 99.9 |
| 7 | 4 | 4 | エコロアジェンダ | 牡7 | 57 | 服部大地 | 1:40.6 | 8 | 101.9 |
| 8 | 3 | 3 | サンヴェローチェ | 牝4 | 55 | 米倉知 | 1:43.0 | 6 | 99.9 |