金沢1R C111:スナドケイが鮮やかな差し切り! ナックシュバリエとの激戦を制す
2025年11月25日、金沢競馬場で行われた第1レースC111は、3歳牝馬スナドケイがゴール前で力強く抜け出し、人気のナックシュバリエを抑えて勝利を飾りました。レースは序盤から先行争いが繰り広げられ、見どころの多い展開となりました。
レース回顧:先行集団から抜け出したスナドケイの末脚
スタート直後、5番ドレッドステータスと6番アミグダラが好ダッシュを見せ、先頭に立ちます。これに3番ラインレインボー、そして2番人気4番のスナドケイが続き、序盤は前4頭が固まる展開となりました。
残り1000mを切り、先頭はドレッドステータス。しかし、向こう正面に出ると、外目から1番人気のナックシュバリエがポジションを上げ、前との差を詰めていきます。ペースが上がり、3コーナーのカーブでは6番アミグダラ、ナックシュバリエ、そしてスナドケイの3頭が固まって上位を形成。激しい先行争いとなりました。
4コーナーをカーブし、直線に入ると、4番スナドケイと7番ナックシュバリエが激しく競り合います。一時はナックシュバリエが前に出るかと思われましたが、スナドケイがここからもう一段階の伸びを見せ、2馬身突き放してゴール。見事な差し切り勝ちを収めました。
2着には惜しくもナックシュバリエが入り、3着には追い上げた1番フェルマーポイントが入りました。
今後のレースで覚えておきたい内容
- スナドケイ(牝3、青柳正義騎手):今回の勝利で、先行集団から抜け出す末脚の鋭さを改めて証明しました。今後も同クラスでの活躍が期待されます。
- ナックシュバリエ(牡3、加藤翔馬騎手):人気に応えられず2着に敗れましたが、レース中盤からポジションを上げていく競馬は健在。展開次第では巻き返しも十分に可能です。
- フェルマーポイント(牡4、田知弘久騎手):後方からの競馬となりましたが、直線でしっかりと脚を使い3着に食い込みました。展開が向けばさらに上位進出も狙えるでしょう。