【園田9R C2一】リポジノ、鮮やかな差し切りで女王の貫禄！デイムサンライズ猛追も及ばず
2025年11月19日、園田競馬場で行われたC2一クラスの9Rは、3歳牝馬リポジノがベテラン川原正一騎手の手綱捌きに応え、見事な差し切り勝ちを収めました。単勝1番人気のデイムサンライズが猛追を見せるも、わずかに及ばず2着。混戦の3着争いを制したのはロードシャマールでした。
レース回顧：先行争いから抜け出したリポジノの末脚が炸裂！
スタート直後、4番タプチャンと5番サイファーシチーが激しい先行争いを繰り広げ、レースの主導権を握りました。その直後を追走したのは、単勝3番人気に推された9番リポジノ。虎視眈々と前を伺う展開となりました。
向こう正面に入ると、外から7番デイムサンライズがじわじわとポジションを上げ、上位争いに加わります。レースは中盤から終盤にかけてペースアップ。第3コーナーを回り、直線に向くと、満を持して仕掛けたのはリポジノ！内から鋭い伸びを見せ、一気に先行馬を捉えにかかります。
残り200mを切ると、リポジノが先頭に立ち、後続を突き放しにかかります。外からはデイムサンライズが猛烈な追い込みを見せますが、リポジノのリードは揺るぎません。ゴール前ではデイムサンライズが懸命に差を詰めるも、リポジノが力強い走りで押し切り、栄光のゴール板を駆け抜けました。勝ちタイムは1分32秒4。
2着には1馬身3/4差でデイムサンライズ、3着にはさらに2馬身差でロードシャマールが入りました。上位人気馬が実力を見せつけた形となりましたが、リポジノの鮮やかな末脚が光る一戦でした。
今後の展望：リポジノは更なる飛躍へ、デイムサンライズは次走で巻き返しなるか
– リポジノ：3歳牝馬ながら、古馬相手のC2一クラスを制したことは大きな収穫です。川原正一騎手とのコンビで今後も上位クラスでの活躍が期待されます。末脚の切れ味は今回のレースでも際立っており、展開次第ではさらに上の舞台でも通用する可能性を秘めています。
– デイムサンライズ：単勝1番人気に推されながらも2着に惜敗。しかし、直線での追い込みは見事なものでした。今回は勝ち馬の決め手に屈しましたが、能力の高さは十分に示しており、次走での巻き返しに期待がかかります。
– ロードシャマール：5番人気ながら3着に食い込み、しぶとい粘りを見せました。ベテランの意地を見せた走りは、今後も侮れない存在となるでしょう。
【川崎1R 2歳5】コウジンヴンダー、圧巻の逃げ切り！2歳戦線をリードする新星誕生か
2025年11月19日、川崎競馬場の幕開けを飾る2歳5クラスの1Rは、4番コウジンヴンダーが好スタートから一度も先頭を譲ることなく逃げ切り勝ちを収めました。単勝1.7倍の圧倒的1番人気に応える堂々たる内容で、2歳戦線の主役候補に名乗りを上げました。
レース回顧：コウジンヴンダーが他馬を寄せ付けない独走劇
ゲートが開くと、4番コウジンヴンダーが抜群のスタートを決め、あっという間にハナを奪いました。そのままM.ミシ騎手との息の合ったコンビで後続をリードします。
序盤からコウジンヴンダーが軽快に飛ばす一方、2番手集団は3番ミスターベラミー、8番リュウノミナミ、1番カガヤクネガイ、そして9番ラヴィッジが広がりながら追走する展開。コウジンヴンダーはリードを2馬身、3馬身と広げ、他馬に影をも踏ませません。
第3コーナーから第4コーナーにかけてもコウジンヴンダーの勢いは衰えず、直線に入ってもそのリードは盤石。2番手争いから抜け出した1番カガヤクネガイが懸命に追いかけるも、コウジンヴンダーとの差は縮まりません。結局、コウジンヴンダーは後続に2馬身半差をつけ、悠々とゴールイン。勝ちタイムは1分33秒5でした。
2着にはカガヤクネガイ、3着にはミスターベラミーが入り、人気上位馬が順当に掲示板を確保しました。しかし、このレースの主役は間違いなくコウジンヴンダー。その強さを見せつける一戦となりました。
今後の展望：コウジンヴンダーは重賞戦線へ、カガヤクネガイも素質十分
– コウジンヴンダー：2歳馬とは思えない完成度の高さで、圧倒的なスピードと持続力を見せつけました。今回の勝利で、今後の重賞戦線での活躍が大きく期待されます。M.ミシ騎手とのコンビも非常に安定しており、クラシック戦線に向けて注目の一頭となるでしょう。
– カガヤクネガイ：コウジンヴンダーには及ばなかったものの、2着を確保し、その素質の片鱗を見せました。今後の成長次第では、コウジンヴンダーの好敵手となる可能性も秘めています。
– ミスターベラミー：3着に入り、堅実な走りを見せました。上位2頭には離されましたが、今後の経験を積むことで更なる飛躍が期待されます。
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