笠松8R（C13・C16組）回顧：ラストショットが危なげなく逃げ切り勝利！

【笠松8R回顧】圧倒的1番人気ラストショットが危なげなく逃げ切り勝利！

2025年11月28日、笠松競馬場で行われた第8レース、C13・C16組（CC）は、単勝1.3倍の圧倒的信頼を背負った1番 ラストショット（牡3、高木健騎手）が期待に応える完勝劇を披露しました。レースは終始ラストショットが主導権を握り、後続を寄せ付けない貫禄の逃げ切り勝利となりました。

レース回想：ラストショットの揺るぎない強さ

スタートが切られると、最内枠の1番 ラストショットがスッと前に出てハナを奪います。高木騎手は他馬に行かせる隙を与えず、そのままレースの主導権を確保。人気を分けた8番アクデニズ（2番人気）や、3番人気に推された7番ヤナギバネバギバがこれをマークする形で追走します。

道中はラストショットが半馬身ほどのリードを保ったまま軽快に飛ばし、ヤナギバネバギバが常に2番手の位置をキープ。3コーナーをカーブするあたりから、後方勢も追い上げを試みますが、ラストショットの走りは乱れません。実況でも「逃げる1番ラストショット」と強調され、そのリードは盤石に見えました。

勝負の直線に入っても、ラストショットの勢いは衰えません。追走するヤナギバネバギバや3番手のアクデニズを突き放し、堂々たる走りでゴール板を駆け抜けました。タイムは1:29.9。2着のヤナギバネバギバも粘りを見せましたが、クビ差届かず。3着には道中中団から伸びた6番マルリンモンローが入りました。

今後のレースで覚えておきたい注目ポイント

本レースの結果と実況から、次走以降の馬券検討に役立つ注目馬とその動向を分析します。

• 7番 ヤナギバネバギバ（2着）：圧倒的な人気馬を追いかける厳しい展開の中、最後まで粘り込み2着を確保したのは立派です。直線で再び伸びるラストショットについていけませんでしたが、自身の力は出し切ったと言えるでしょう。次走、同斤量の相手で逃げ馬に恵まれる展開になれば、勝利が近づきます。
• 8番 アクデニズ（4着）：2番人気ながら4着に敗れた点は注目が必要です。3番手で好位につけていましたが、直線で上位2頭との差を詰められず、マルリンモンローにも交わされました。人気を裏切った形で、次走以降で人気が落ちるようであれば妙味が出てくる可能性がありますが、今回の敗戦要因（距離、馬場、あるいは単なる力負け）を見極める必要があります。
• 6番 マルリンモンロー（3着）：好位から徐々に押し上げ、堅実に3着を確保しました。展開不問の安定した末脚は魅力で、今後もこのクラスでは常に連下候補として押さえておきたい一頭です。
• 3番 モランゴ（8着）：スタート直後は前目に位置しましたが、すぐに後退して最下位に沈みました。先行策を試みたものの、馬群についていけなかった点から、今回のレースでは何らかのアクシデントや能力的な課題を抱えていた可能性があります。次走での変わり身に要注目です。

レース結果一覧