笠松1R C26組 回顧：7番人気レヴィストーンが鮮やかな差し切り！波乱の幕開けとなった短距離戦

笠松1R C26組 回顧：7番人気レヴィストーンが鮮やかな差し切り！波乱の幕開けとなった短距離戦

2025年11月27日、笠松競馬場のオープニングを飾る第1レース、C26組（ダート800m）は、単勝7番人気のレヴィストーン（牡3、細川智史騎手）が直線で鮮やかに抜け出し、波乱の決着となりました。

レースは断トツの1番人気オドントグロッサム、2番人気モズラッキーを抑えて、単勝オッズ12.5倍と評価を落としていたレヴィストーンが制し、波乱の幕開けとなりました。

【レースの回想】予想外の展開とレヴィストーンの勝機

ゲートが開くと同時に、最内枠の3番オーケーサインが大きく出遅れるアクシデント。一方、ポンと好スタートを切ったのは8番メイショウハントでした。この8番メイショウハントが先頭に立ち、押して2番手集団には、1番レイーナアスール、そして外から4番レヴィストーンが好位を形成します。人気の2番オドントグロッサムは中団からの競馬となりました。

短距離戦らしく激しい流れの中、3コーナーから4コーナーにかけて、先団は固まったまま直線へ。逃げ粘るメイショウハントの内外から、レヴィストーンと6番メイショウワタユキが並びかけます。残り100m、ここで馬群を割って力強く抜け出したのが、レヴィストーンでした。細川騎手の好騎乗に応え、後続に2馬身差をつけ快勝。勝ちタイムは0:51.0の好時計でした。

2着にはしぶとく粘ったメイショウハント（8番人気）、さらにそこから1馬身半遅れて、追い込んできた7番コーズオブラブ（5番人気）が3着を確保。単勝1番人気に推されていたオドントグロッサムは直線で伸びを欠き6着に敗れ、馬券は3連単22,650円と高配当となりました。

【今後のレースで覚えておきたい内容】注目すべきポイント

今回のレース結果から、今後の短距離戦で注目すべきポイントをまとめます。

• 出遅れに注意： 3番オーケーサインはスタートで大きく立ち遅れ、これが致命傷となり最下位に終わりました。次走以降、スタートの安定性が鍵となります。
• 人気馬の凡走： 1番人気の2番オドントグロッサム、2番人気の5番モズラッキーが共に6着・7着と期待を裏切る結果となりました。特にオドントグロッサムは先行勢を見ながらの追走でしたが、直線での切れを欠きました。展開や馬場、距離適性を見極め、次走での巻き返しがあるかどうかが焦点です。
• レヴィストーンの強さ： 7番人気ながら鮮やかな差し切りを決めたレヴィストーンは、着差以上の強さを感じさせる内容でした。短距離でのスピードと勝負根性が光り、今後もC2クラスの短距離戦線で要注目の存在となりそうです。

レース結果（着順上位）