福永祐一騎手、伝説の騎乗を振り返る!5chユーザーが選ぶ「一番上手かったレース」
長きにわたり競馬界のトップジョッキーとして活躍し、現在は調教師として新たな道を歩む福永祐一氏。彼のキャリアの中で、特に「上手かった」と語り継がれるレースは数多く存在します。今回は、匿名掲示板5ちゃんねるのスレッド「福永祐一さんの一番上手かったレース」から、ユーザーが熱く語り合った名騎乗の数々をピックアップし、その背景とともに深掘りします。
ダービーでの輝き:ワグネリアン、シャフリヤール
福永騎手のキャリアを語る上で欠かせないのが、日本ダービーでの勝利です。特に多くの声が上がったのは、2018年のワグネリアンと2021年のシャフリヤールでした。
- ワグネリアン(2018年 日本ダービー)
「なぜ素直にワグネリアンのダービーを挙げないのか」「あのダービーは一か八かを成功させた腕前」といった声が多数。大外枠からの先行策という大胆な騎乗が功を奏し、見事にダービー馬へと導きました。この勝利は、福永騎手が一皮むけたきっかけと評するユーザーも少なくありません。 - シャフリヤール(2021年 日本ダービー)
こちらも「シャフリヤーーーーーールのダービー」と熱狂的なコメントが寄せられました。しかし、「あれ、めっちゃ下手に乗ってるだろ」という皮肉めいた意見もあり、その騎乗については賛否両論を巻き起こすほど印象深いレースだったことが伺えます。
G1での鮮やかな手綱さばき
ダービー以外にも、数々のG1レースで福永騎手の妙技が光りました。
- ジオグリフ(2022年 皐月賞)
「ジオグリフ皐月賞だな てか引退までの2年間くらいは普通にルメールばりに上手かった」「本質スプリンターの馬を中団待機からの差しという王道競馬で勝たせる腕の冴え」と絶賛の声が集中。ダノンベルーガを外から被せ、イクイノックスを目標にするという完璧なレース運びで、見事クラシック第一冠を制しました。 - カフェファラオ(2021年 フェブラリーS)
「カフェファラオのフェブラリーS 一癖二癖ある馬なのに 全くノンストレスの楽勝だった」と、ダート王者を完璧にエスコートした手腕が高く評価されました。 - メイショウボーラー(2005年 フェブラリーS)
「メイショウボーラーのフェブラリーステークス一択だろ 他のレース出してるやつはニワカ」とまで言わしめるほど、このレースでの騎乗は多くのファンに鮮烈な印象を残しました。 - ラインクラフト(2005年 桜花賞)
「ラインクラフトの桜花賞 改修前阪神1600の外枠ならあの勝ち方しかないわ」と、馬場と枠順の不利を克服した見事な騎乗が挙げられました。 - コントレイル(2020年 菊花賞など三冠)
「コントレイルの全て 本来三冠勝てる馬じゃないと矢作も言ってる」「本質中距離の馬を距離保たせて勝たせるのは天才の証」と、無敗の三冠馬を導いた手腕はまさに「鞍上強化」と評されています。 - ワールドプレミア(2021年 天皇賞・春)
「誰が何と言おうとワールドプレミアの天皇賞春 レース前に展開を全て読み切って想定通りに走らせて勝ち切るまさに神業」と、長距離G1での完璧な騎乗が記憶に刻まれています。
惜敗の中に見る妙技
勝利だけでなく、惜しくも2着に敗れたレースの中にも、福永騎手の卓越した手腕が光るものがありました。
- レインボーライン(2016年 菊花賞)
「レインボーライン2着に持ってきた菊花賞」と、能力以上の走りを見せたこのレースを挙げる声がありました。 - クラウンプライド(2022年 チャンピオンズカップ)
「クラウンプライドで2着のチャンピオンズカップ」も、惜敗ながらも好騎乗として記憶されています。 - リアルスティール(2015年 皐月賞)
「リアルスティール皐月賞」「完璧な騎乗だったしな ドゥラメンテが異常だっただけで」と、強敵相手に完璧なレース運びを見せたものの、相手が悪かったという評価です。 - フィエロ(2014年 マイルCS)
「むしろ福永はG1で2、3着の方が神騎乗が多かった 2014マイルCSのフィエロとか」という意見もあり、勝ちきれずともファンを唸らせる騎乗が多々あったことが伺えます。
晩年の進化と評価
福永騎手はキャリアの晩年においても進化を続けました。
- 「引退までの2年間くらいは普通にルメールばりに上手かった」「晩年になってやっと前の方よく行くようになってくれた」と、騎乗スタイルに変化が見られ、それが結果に結びついたという意見が多く見られます。
- 「長距離下手とか言われてたのに 晩年はルメールと双璧ぐらいに長距離で勝つようになったな」と、苦手とされていた分野での克服と活躍も特筆すべき点です。
福永祐一騎手の「一番上手かったレース」は、ファンそれぞれに心に残る名場面があるようです。彼の騎乗は、単なる勝利だけでなく、その過程や背景を含めて多くの人々の記憶に深く刻まれています。
参考URL: https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1764147173/