盛岡9R C1:ヒマラヤベロス、鮮やかな差し切りで勝利!
2025年11月18日、盛岡競馬場で行われた9R C1は、1番人気に応えたヒマラヤベロスが直線で力強く抜け出し、見事な勝利を飾りました。
レース回顧
スタート直後、大方の予想通り、10番ヒマラヤベロスが積極的に先行集団へ。しかし、内からは6番チビアーサーが先頭を奪い、2番手にはヒマラヤベロスが控える展開となりました。3番手には2番ネイチャーミヤビが上がり、人気のワイマングも中団を追走。レースは向こう正面から第3コーナーにかけて、チビアーサーが軽快に飛ばし、ヒマラヤベロスがその直後をマークする形で進みました。
600mを通過するあたりで、チビアーサーが依然として先頭をキープ。ヒマラヤベロスは単独2番手で追走し、その後ろからはネイチャーミヤビとワイマングが並びかける形で第4コーナーへ。残り400mを通過し、直線に入ると、チビアーサーが粘りを見せるも、外から満を持して上がってきたのが10番ヒマラヤベロス!一気に先頭を奪い去ると、後続を突き放しにかかります。
残り200mを通過する頃には、ヒマラヤベロスが完全に抜け出し、堂々たる先頭。2番手争いはチビアーサーとネイチャーミヤビが激しく競り合い、さらに外からは4番スズカパンサーも猛追を見せます。しかし、ヒマラヤベロスの勢いは止まらず、そのままゴールイン!鮮やかな差し切り勝ちを収めました。
2着には最後まで粘りを見せたネイチャーミヤビが入り、3着にはチビアーサーがクビ差で入線。スズカパンサーも追い込みを見せましたが、惜しくも4着という結果になりました。
今後のレースで覚えておきたい内容
- ヒマラヤベロス (牡3、高松亮騎手):今回の勝利で、その実力を改めて証明しました。先行集団で控える競馬もでき、直線での末脚は非常に強力。今後、さらに上のクラスでの活躍が期待されます。特に、今回のような速い上がりが求められる展開では、常に注目すべき一頭となるでしょう。
- ネイチャーミヤビ (牝6、鈴木祐騎手):6歳牝馬ながら、今回は2着と健闘。ベテランの意地を見せました。安定した走りは魅力で、展開次第では今後も上位争いに加わってくる可能性を秘めています。
- チビアーサー (牝3、関本玲花騎手):果敢にハナを奪い、レースを引っ張る形で見せ場を作りました。3着と好走したものの、直線での粘りが課題となるかもしれません。しかし、まだ3歳と若く、経験を積むことでさらに成長が期待できます。
- スズカパンサー (牡8、山本政聡騎手):8歳馬ながら、直線で鋭い追い込みを見せ4着。年齢を感じさせない走りは健在です。展開が向けば、まだまだ一発の魅力があるベテランと言えるでしょう。
今回の盛岡9R C1は、ヒマラヤベロスの強さが際立つ一戦となりました。今後の彼らの活躍に期待しましょう!