時雨空特別:サザンカが鮮やかな差し切りで勝利!
2025年11月17日に行われた時雨空特別は、手に汗握る展開の末、5枠6番サザンカ(牝4、山崎誠士騎手)が最後の直線で鮮やかに抜け出し、優勝を飾りました。レースは序盤から激しい先行争いが繰り広げられ、見どころ満載の一戦となりました。
レース回顧
スタートはややバラつきがありましたが、12番ラジエーションが好スタートを切り、ハナを奪います。これに6番サザンカ、8番タイセイフェスタが続き、先行集団を形成。その後ろには4番ヤプシ、5番リコーシンザン、10番スピナッチバイパーらが追走し、縦長の展開となりました。
1コーナーから2コーナーにかけて、ラジエーションがリードを保ち、サザンカが2番手でぴったりとマーク。タイセイフェスタも好位をキープし、上位人気の馬たちがレースを引っ張ります。
向こう正面に入ると、サザンカがラジエーションに並びかけ、激しい先頭争いを演じます。後方からは10番スピナッチバイパーがじわじわとポジションを上げ、中団も固まってきました。
3コーナーから4コーナーにかけて、サザンカとラジエーションの一騎打ちムード。この2頭が後続を突き放しにかかります。そして最後の直線、満を持してスパートをかけたのはサザンカでした。力強い伸び脚でラジエーションをかわし、そのままゴール板を駆け抜けました。
2着には粘り込みを見せたラジエーション、3着にはタイセイフェスタが入りました。4着にはモンゲーハガネ、5着にはリコーシンザンが続き、上位人気馬が実力を見せつける結果となりました。
今後のレースで覚えておきたい内容
- 出遅れ: スタートでややバラつきが見られた馬もいましたが、特に大きな不利となった馬はいませんでした。
- サザンカ: 今回の勝利でその実力を改めて証明しました。特に最後の直線の切れ味は目を見張るものがあり、今後も重賞戦線での活躍が期待されます。
- ラジエーション: 惜しくも2着でしたが、積極的な競馬でレースを盛り上げました。先行力は高く、展開次第ではさらなる好走が期待できるでしょう。
- タイセイフェスタ: 3着と堅実な走りを見せました。安定感があり、今後も様々なレースで上位争いに加わってきそうです。
今回の時雨空特別は、サザンカの強さが際立つ一戦となりました。今後の彼女の活躍に注目が集まります。