【園田12R回顧】ディザーヴユーが3連勝!小牧太騎手は快挙の3連勝!

2025年11月19日、園田競馬場で行われた最終12R、C1クラスの一戦は、小牧太騎手騎乗のディザーヴユーが鮮やかな3連勝を飾り、その実力を改めて証明しました。この日の小牧太騎手は、なんと11R、12Rと立て続けに勝利し、まさに絶好調。その興奮冷めやらぬレースを、実況音声から詳細に振り返ります。
レース展開:序盤から中盤
12頭がゲートに揃い、一斉にスタートを切りました。注目のジョーブラックは出遅れ気味で後方からの競馬。高出週から飛び出したのは、真ん中から8番サトノハルモニア。大山真吾騎手が積極的に先頭を奪いに行きます。最初の3コーナーでは9番ヴィクトリーアイが2番手を追走し、続く4番手には12番カネミツエースが浮上。道中、10番ムーンレイデオも徐々にポジションを上げていきます。
1コーナーのカーブを回り、4番手アウトコースに12番カネミツエース、その内には1番カワキタホクレアが並びかけ、2コーナーから向こう正面へ。その後方、先頭から5番手、6番手あたりには6番ディザーヴユーが虎視眈々と前を伺います。その後ろには2番ジョーブラック、5番マイネルイヴィンス(山田雄大騎手に乗り替わり)、外からは7番メイショウカイコンが並びかけ、集団は固まって進みます。後方からは11番グランゲレーロがポジションを上げようとし、その内からは出遅れたジョーブラックも追い上げを図ります。後方にはタフトテソーロとムーンレイデオが続きました。
勝負の第3コーナーから直線へ
第3コーナーカーブ手前、レースは徐々に動きを見せ始めます。わずかに8番サトノハルモニアが先頭をキープしていましたが、外から動いたのは6番ディザーヴユーと小牧太騎手。一気に並びかけ、さらに外からは人気の2番手、7番メイショウカイコンもスパートを開始。人気の2頭が外から上がっていき、内を狙う3番ギャランも食い下がります。ヴィクトリーアイもこのあたりで苦しくなってきました。
そして直線コースへ!馬群は横に大きく広がり、壮絶な追い比べが繰り広げられます。先頭を追いかけるのは7番メイショウカイコン、残り2ハロンを切ったところでさらに加速。その後ろからは12番カネミツエースも猛追し、出遅れから巻き返したジョーブラックも伸びてきます。大外からはグランゲレーロも追い込みを見せますが、先頭は6番ディザーヴユーが完全に抜け出し、後続を突き放します!
結果:ディザーヴユーが圧巻の3連勝!
最終的に、6番ディザーヴユーがフリキって勝利を収め、見事3連勝を達成しました。2番手には12番カネミツエースが食い込み、3着には7番メイショウカイコンが入りました。この勝利で、ディザーヴユーはC1クラスでの強さを見せつけ、今後の活躍がますます期待されます。
そして、この日の小牧太騎手は、11R、12Rと連勝し、まさに絶好調。ベテランの技が光る一日となりました。
今後のレースで覚えておきたいポイント
- ディザーヴユー(牝3、小牧太騎手): 3連勝と勢いがあり、C1クラスでは頭一つ抜けた存在。今後も注目すべき一頭です。
- カネミツエース(牡5、川原正一騎手): 5番人気ながら2着に食い込み、しぶとい末脚を見せました。展開次第ではさらに上位を狙えるでしょう。
- ジョーブラック(牡3、下原理騎手): 今回は出遅れが響きましたが、それでも6着まで追い上げた脚は評価できます。スムーズなスタートができれば巻き返し可能です。
- サトノハルモニア(牝4、大山真吾騎手): 積極的に先手を取りましたが、最後は失速。展開の綾で粘れる可能性も秘めています。
次回の園田競馬も、白熱のレースが期待されます。今回のレース結果を参考に、ぜひ次の予想に役立ててください。