園田10R B2、イザグリーンライトが鮮烈な差し切り勝ち！
2025年11月19日、園田競馬場で行われた10R B2クラスの一戦は、3歳牡馬イザグリーンライトが最後の直線で豪快に差し切り、見事な勝利を飾りました。小牧太騎手とのコンビで2番人気に推された同馬が、人気の期待に応える走りを披露。レースは序盤から激しい先行争いが繰り広げられ、見どころ満載の展開となりました。
レース回顧：激戦を制したイザグリーンライト
ゲートが開くと各馬一斉に好スタートを切りました。最内枠のシャトーエズ、そして2番のスートもまずまずの出だし。しかし、最速のスタートを切ったのは8番フローラルドレスをかわして、外から一気に先頭を奪った12番ヒナタレディーでした。2番手には3番ラストデュエルが上昇し、その後ろには8番フローラルドレスが続きます。
人気の中心である4番イザグリーンライトは中団馬群の中からレースを進め、虎視眈々と前を伺います。外からは6番サンライズスコール、そして7番メイショウコホクといった実力馬たちも追走。1コーナーから2コーナーにかけて、馬群は縦長になり、各馬がそれぞれのポジションを確保していきます。
向こう正面に入ると、依然として12番ヒナタレディーが先頭をキープ。2番手には8番フローラルドレス、3番手には10番タイキエルキーオが続き、レースは淀みない流れで進みます。人気のイザグリーンライトは依然として中団で脚をため、勝負どころを待ちます。
3コーナーを過ぎ、坂の下りに入ると、いよいよ各馬の仕掛けが始まります。先頭のヒナタレディーに8番フローラルドレスが並びかけ、先頭争いが激化。その外からは2番スート、そして満を持して4番イザグリーンライトが外から進出を開始します。内からは3番ラストデュエルも懸命に食い下がります。
そして迎えた最後の直線！ ズラッと広がった馬群の中から、8番フローラルドレスが一旦は先頭に立つかと思われましたが、その外から強襲したのは4番イザグリーンライト！ 抜群の手応えで前の馬たちを捕らえにかかります。内からは1番シャトーエズも追い込んできますが、イザグリーンライトの脚色は衰えません。
残り100mを通過し、イザグリーンライトが先頭に躍り出ると、外から2番スートが猛追。ゴール前はイザグリーンライトとスートの一騎打ちとなりましたが、イザグリーンライトがアタマ差で粘り切り、見事な勝利を飾りました。2着には惜しくもスート、3着には1番シャトーエズが入りました。
今後のレースで覚えておきたい内容
– イザグリーンライト： 3歳馬ながら、このメンバー構成でしっかりと差し切った勝負根性は特筆すべきです。今後のさらなる成長が期待され、上のクラスでも通用する可能性を秘めています。特に、勝負どころでの反応の良さと、最後まで伸び続ける末脚は大きな武器となるでしょう。
– スート： 惜しくも2着でしたが、勝ったイザグリーンライトとはアタマ差の接戦。展開次第では十分に勝ち負けできる能力を示しました。次走以降もマークが必要な一頭です。
– シャトーエズ： 3着に粘り込み、安定した走りを見せました。堅実なタイプであり、今後もBクラスで上位争いに絡んでくるでしょう。
– ヒナタレディー： レース序盤で果敢に先頭を奪い、見せ場を作りました。展開次第では粘り込みも期待できるタイプです。
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