本日の名古屋6R C3組、1500mのレースは、手に汗握る接戦の末、5番ブリージョドラードが大畑雅章騎手を背に見事な勝利を飾りました。単勝2番人気に支持された同馬が、期待に応える走りでファンを魅了しました。
スタート直後、先行争いを制したのは6番パウダースノー。内からは1番サントロペ、2番サンコルテスが続き、パウダースノーがリードを奪う展開となりました。
2番手には8番サブリエがつけ、3番手には12番カゲンノツキ、そして10番ロジスクリーンが並びかけます。9番レイブンナイトも好位をキープし、1コーナーをカーブしました。
向こう正面に入ると、依然として6番パウダースノーが4分の3馬身ほどのリードを保ち、8番サブリエがぴたりと追走。3番手集団では12番カゲンノツキ、10番ロジスクリーン、そしてインコースに9番レイブンナイトが位置取り、虎視眈々とチャンスを伺います。
3番フッカツノチギリも宮下瞳騎手と共に中団を進み、その外から満を持して上がってきたのが5番ブリージョドラードでした。
4コーナーのカーブを回るところで、内から9番レイブンナイトが先頭に立ち、直線へ。しかし、ここからが激戦の始まりでした。2番手集団からは8番サブリエが粘り込みを図り、大外からは5番ブリージョドラードが猛然と追い込んできます。
直線では、ブリージョドラードが他馬を圧倒する末脚を繰り出し、先行する8番サブリエとの壮絶な叩き合いに。ゴール前ではこの2頭が完全に抜け出し、クビ差の激戦を制したのは、大畑雅章騎手の巧みなリードに応えた5番ブリージョドラードでした。
惜しくも2着には8番サブリエ、そして3着には9番レイブンナイトが入り、白熱したレースは幕を閉じました。
本日の名古屋6Rは、見応えのあるレース展開と、今後の競馬予想に役立つ多くの示唆を与えてくれました。次回のレースも、出走馬たちの活躍に期待しましょう。