名古屋3R C23組:サンマルメロディーが期待に応える快勝!
2025年11月20日に行われた名古屋3R C23組は、単勝1.8倍の圧倒的1番人気に推されたサンマルメロディーが、その期待に見事に応え、危なげない走りで優勝を飾りました。望月洵輝騎手とのコンビで、レースを支配する見事な競馬を見せました。
レース回顧:サンマルメロディー、盤石のレース運び
スタート直後、先行争いを制したのは4番サンマルメロディーでした。外から押して上がってきた10番ニシノステディミキ、内からは3番イッカクセンキンが追走する形となりました。サンマルメロディーは序盤から主導権を握り、向こう正面ではイッカクセンキンが2番手につける展開。600mを通過し、3コーナー手前からは5番ブルーフラットがするすると接近し、外からは10番ニシノステディミキもポジションを上げてきます。
しかし、サンマルメロディーの脚色は衰えず、400mを切ったあたりで再び先頭に立ちます。4コーナーを直線に向くと、サンマルメロディーが後続を突き放しにかかります。2番手争いは激化し、内からは6番コイスルシャチョウ、外からは3番イッカクセンキン、そして11番ヴォレンティエーリも追い上げてきます。
最終的に、サンマルメロディーは後続の追撃を全く寄せ付けず、堂々たる走りでゴール板を駆け抜けました。2着には粘り込みを見せたイッカクセンキン、3着には内から鋭く伸びたコイスルシャチョウが入りました。
今後のレースで覚えておきたい内容
- サンマルメロディーの安定感: 今回のレースでは、圧倒的な人気に応える強い内容でした。先行して押し切る競馬は、今後も様々なレースで通用する可能性を秘めています。特に、名古屋の小回りコースではその先行力が大きな武器となるでしょう。
- イッカクセンキンの粘り: 2番人気で2着に食い込んだイッカクセンキンも、勝ち馬には及ばなかったものの、最後まで粘り強く走りました。展開次第では、次走以降も上位争いに加わってくるでしょう。
- コイスルシャチョウの末脚: 8番人気ながら3着に食い込んだコイスルシャチョウは、直線での伸びが目を引きました。展開が向けば、さらに着順を上げてくる可能性も十分にあります。穴馬としての注目度は高まりそうです。
- デルマセシボン、不完全燃焼か: 2番人気に推されながら7着に終わったデルマセシボンは、今回は力を出し切れなかった印象です。次走での巻き返しに期待したいところです。
今回の名古屋3Rは、サンマルメロディーの強さが際立つ一戦となりました。今後の彼女の活躍に注目が集まります。