リアルスティール、種付け料が驚異の1000万円に大高騰！その背景にある「フォーエバーヤング効果」とは

ディープインパクト産駒の種牡馬リアルスティールが、来季の種付け料を1000万円に設定したことが大きな話題となっています。これは、初年度200万円からわずか数年で5倍に跳ね上がったことになり、その背景には産駒フォーエバーヤングの活躍が強く影響していると見られています。BCクラシック制覇という偉業を達成した産駒の存在が、種牡馬の価値をどのように変えたのか、競馬ファンの間で交わされた議論を元に、その高騰の理由と今後の展望を深掘りします。

本記事は、匿名掲示板の投稿内容を参考に構成しています。

種付け料1000万円は妥当か？驚きの背景

リアルスティールは、2019年に種牡馬入りした当初は200万円でスタートしました。その後、産駒の活躍を受けて徐々に上昇していましたが、今回の一気に1000万円への高騰は、やはりフォーエバーヤングの存在抜きには語れません。

フォーエバーヤングは、地方・海外のダート戦線で頭角を現し、特にブリーダーズカップ・クラシックを制覇した実績は、日本のダート血統に新たな風を吹き込みました。掲示板では、「フォーエバーヤング効果だ!!!」との声が上がる一方、種付け料800万円のナダル（ダート実績馬）や、ドバイワールドカップを制したウシュバテソーロ（350万円固定）との比較から、「ディープ系はもうええぞ」「流石に頭おかしい」といった驚きや戸惑いの声も聞かれます。

種牡馬市場における異例の価格設定

現役時の実績が芝のドバイターフ制覇にとどまるリアルスティールにとって、ダート界での大成功は予想外の展開でした。ダート戦線に特化した種牡馬としては異例の高額設定であり、この価格は、来年以降のフォーエバーヤングのサウジカップやドバイワールドカップでの更なる活躍を織り込んでいるとも推測されています。

• リアルスティール（1000万円）： フォーエバーヤング（BCクラシック）を輩出。
• ナダル（800万円）： ダート界で実績。
• ウシュバテソーロ（350万円）： ドバイWC制覇（価格固定の議論あり）。
• オルフェーヴル（350万円）： BCディスタフ、ドバイWCの産駒を輩出しても価格据え置きの議論あり。

ダート馬排出のイメージが強いが芝でも実績あり

リアルスティールの産駒といえばフォーエバーヤングの活躍からダートのイメージが先行しがちですが、芝でも重賞ウィナーを輩出しています。

芝では、セレクトセールでの高額取引馬であり、重賞を制したレーベンスティールや、将来が期待されるアドマイヤクワッズなどがおり、「芝でも目立つのに出る」と一定の評価を得ています。 しかし、掲示板では「エバヤン抜いたら劣化キズナみたいな成績」「芝の上限がレーベンスティールなのに1000万はやべえ」といった厳しい意見もあり、種牡馬としての真価は「フォーエバーヤングという例外中の例外」に依存しているのではないかという冷静な分析も見られます。

リアルスティールが持つ「名血」の魅力

リアルスティール自身はディープインパクト産駒であり、母方は名繁殖牝馬ラヴズオンリーミー、妹には国内外GⅠを制したラヴズオンリーユーがいるという、世界的な名血の持ち主です。

フォーエバーヤングの体型や走り方は、母系だけでなくリアルスティール自身の遺伝が大きく寄与しているという意見も多く、血統的な再現性への期待も高まっています。この背景にある「名血」が、種付け料の高騰を支える根拠の一つとなっていることは間違いありません。

まとめ：ディープインパクト系種牡馬の新たな潮流

リアルスティールの種付け料1000万円という決定は、日本の種牡馬市場においてダートの国際的な成功がいかに高く評価されるようになったかを象徴しています。これは、ディープインパクト系の種牡馬が芝だけでなく、ダートの頂点でも通用することを証明した新たな潮流と言えるでしょう。今後、リアルスティール産駒がどのような活躍を見せ、この高額設定が持続するのか、国内外の競馬ファンや生産者の注目が集まっています。

参考URL

本記事は、以下のスレッドを元に作成しました。

• スレッドタイトル：リアルスティール 、種付け料1000万
• スレッドURL：https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1764314976/