本日の水沢競馬場5R、C2八組は、3歳牝馬メモリーメイラードが鮮やかな勝利を収めました。波乱含みの展開となったレースを、実況と共にお伝えします。
スタート直後、10番のメイショウフラムが出遅れるアクシデントがありましたが、各馬一斉にゲートを飛び出しました。序盤の主導権を握ったのは、7番のメモリーメイラード。ロケットスタートから先頭に立ち、レースを引っ張ります。
向こう正面に入ると、1番ストレート、9番ジーティーボヌール、そして3番人気の6番ホロヨイマンゲツがメモリーメイラードを追走。4番手には11番アルデムラータ、内からは1番ストレートが虎視眈々と上位を狙います。中団には2番メッチャサザン、後方には5番グレースアイリス、8番サクラトップスカイが位置し、最高峰からは10番メイショウフラムが追い上げを図ります。
第3コーナーから第4コーナーにかけて、レースは大きく動きます。先頭のメモリーメイラードに対し、外から6番ホロヨイマンゲツが並びかけ、さらに内からは1番ストレートが差を詰めます。直線に入ると、メモリーメイラードが粘り込みを図る中、外からは9番ジーティーボヌール、そして1番ストレートが猛追。残り200mを過ぎても激しい叩き合いが繰り広げられました。
ゴール前、メモリーメイラードがわずかにリードを保ち、外から伸びてきた1番ストレート、そして内から食い下がった6番ホロヨイマンゲツの追撃をしのぎ切って優勝!2着には惜しくも届かなかった1番ストレート、3着には粘り強く脚を伸ばした6番ホロヨイマンゲツが入りました。人気を集めた9番ジーティーボヌールは直線で伸びを欠き、7着に敗れる結果となりました。
今回のレースは、若駒メモリーメイラードの成長を感じさせる一戦となりました。今後の水沢競馬からも目が離せません。