クロワデュノール、ジャパンカップ参戦確定!激論渦巻く舞台裏と期待
日刊ゲンダイの報道により、ダービー馬クロワデュノールのジャパンカップ参戦が確定しました。回避の噂も飛び交う中での出走決定は、多くの競馬ファンの間で大きな話題を呼んでいます。今回は、この参戦決定に至るまでの舞台裏と、レースへの期待について深掘りします。
最終追い切りにクリスチャン・デムーロ騎手が騎乗!その真意とは?
今回のジャパンカップ参戦において、最も注目を集めているのが、最終追い切りに主戦の北村友一騎手ではなく、クリスチャン・デムーロ騎手が騎乗したという事実です。これに対し、様々な憶測が飛び交っています。
- 第三者の視点: 斉藤崇史調教師は、「僕も(団野)大成も北村さんも、ダービーの良かったときのあの馬を追っかけてしまうところがある」と語り、第三者の視点を求めてクリスチャン・デムーロ騎手を起用したと説明しています。クリスチャン・デムーロ騎手も「問題ない。フィットネスもできているし、動きもいい。あとは陣営次第」と好感触を伝えました。
- 責任の所在?: 一部のファンからは、「負けた時の言い訳」「クリスチャンのジャッジに従っただけなので負けても文句はクリスチャンへどうぞってこと」といった厳しい意見も出ています。しかし、これは主戦騎手への配慮と、客観的な判断を求める陣営の苦渋の決断とも考えられます。
- 将来への布石?: 「来年のドバイはあっさりCデムに乗り換わってそう」といった声もあり、今後の海外遠征を見据えた上での起用ではないかという見方も浮上しています。
ジャパンカップ参戦の是非と、有馬記念への期待
年内1走の予定とされていたクロワデュノールがジャパンカップに参戦することに対し、「有馬が良かった」「状態上がらないまま負けて評価落とすのはなぁ」といった意見も多く見られます。しかし、ダービー馬がジャパンカップを選ぶのは当然という声も根強く、クラブ馬としての配当への期待も背景にあるようです。
過去には凱旋門賞後にジャパンカップに挑戦したディープインパクト(1着)、オルフェーヴル(2着)、シンエンペラー(2着)、ジャスタウェイ(2着)、ヴィクトワールピサ(3着)といった名馬たちが好成績を残しており、クロワデュノールにも3着以内への期待が寄せられています。
一方で、「有馬は同馬主のレガレイラが使うから、たとえ仕上がり途上でもクロワはJCに回される」といったクラブの使い分けに関する指摘も出ており、様々な思惑が交錯する中でクロワデュノールのジャパンカップ参戦が決定したことが伺えます。
激戦必至のジャパンカップ、クロワデュノールの走りに注目!
多くの議論と期待が入り混じる中、クロワデュノールはジャパンカップの大舞台に挑みます。その走りが、今後の競馬界にどのような影響を与えるのか、そしてどのようなドラマを生み出すのか、競馬ファンの注目が集まります。