【金沢11R】キタノダイヤが鮮やかに差し切り！激戦のB24特別編成を制す
2025年11月25日、金沢競馬場11R、B24特別編成（B2特別）は、3番人気キタノダイヤが直線で鮮やかな差し脚を披露し、見事優勝を飾りました。重馬場で行われたこのレースは、序盤から激しい先行争いが繰り広げられ、見どころ満載の展開となりました。
レース回顧：激しい先行争いからキタノダイヤが抜け出す
スタートは各馬ほぼ揃ったものの、先行ポジションを巡って激しいラッシュが繰り広げられました。まず飛び出したのは2番リンクアームズ。内からは3番キタノダイヤ、外からは9番ホイッスルベイト、そして8番ペダンクルアーチが並びかけ、11番フレーズタルトも広がって先行集団を形成します。
1コーナーから2コーナーにかけては、3番キタノダイヤが先頭に立ち、リードを広げます。2番手には9番ホイッスルベイト、さらに2番リンクアームズが外から並びかけ、8番ペダンクルアーチも追走。中団から後方にかけては、6番ケイバラード、4番エムティパル、5番チョボナイノなどが続きました。しんがりからは7番アポロダーウィンが追走する展開です。
向こう正面に入ると、キタノダイヤが依然として先頭をキープ。後続との差を広げにかかります。しかし、2番手集団も粘り強く追走し、特に2番リンクアームズと8番ペダンクルアーチが激しく競り合います。400mの標識を通過する頃には、キタノダイヤのリードはさらに広がり、独走態勢に入ります。
4コーナーを回り直線に入ると、キタノダイヤは後続を突き放しにかかります。外からは8番ペダンクルアーチ、内からは2番リンクアームズが懸命に追い上げますが、キタノダイヤの脚色は衰えません。そのままゴールまで押し切り、見事1着で入線しました。
2着には粘り強く追い上げた2番リンクアームズ、3着には先行集団から最後まで踏ん張った8番ペダンクルアーチが入りました。上位人気馬が実力を見せつけた形です。
今後のレースで覚えておきたい内容
- キタノダイヤの成長力： 3歳牝馬ながら、このクラスで堂々たる勝利を収めました。今後の重賞戦線での活躍にも期待が高まります。特に、先行して押し切る競馬ができるのは大きな強みです。
- リンクアームズの粘り： 惜しくも2着でしたが、最後まで諦めずに追い上げる姿は印象的でした。展開次第では次走での巻き返しも十分考えられます。
- ペダンクルアーチの安定感： 7歳馬ながら、常に上位争いに加わる安定感は健在です。得意の展開になれば、さらに上位を狙えるでしょう。
- チョボナイノの出遅れ： 5番チョボナイノはスタートでやや出遅れ、後方からの競馬となりました。これが響いて9着に終わりましたが、スムーズなスタートができれば巻き返しも可能です。次走以降、スタートに注目したい一頭です。
今回のB24特別編成は、若手からベテランまで、様々な馬たちが持ち味を発揮した見応えのあるレースでした。次回の金沢競馬にもご期待ください。
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