競馬ファンなら誰もが一度は耳にしたことがある「欧州競馬と日本競馬は別物」という論。特に、欧州のタフな馬場に強い馬は、日本の高速馬場である東京競馬場(府中)では適性がなく、実力を発揮できないという見解が、長年の定説となっていました。
覆された「欧州馬は府中の高速馬場に不適」の定説
今回、あるスレッドでは、有識者の「欧州競馬は血統も馬場も別物。凱旋門を日本が取れないように府中で走るわけがない」という言葉が引用され、大きな話題となりました。これは、まさに長年にわたり日本競馬界を覆ってきた認識を代弁するものです。
しかし、この定説は、ある一頭の欧州調教馬の歴史的な走によって、脆くも崩れ去りました。多くのファンや予想家が「馬場が合わない」と軽視する中、その馬は日本の高速馬場で驚異的なレコードを樹立し、日本勢を完膚なきまでに打ち破ったのです。
カランダガンが叩き出した衝撃のレコードタイム
議論の焦点となったのは、フランスから来日したカランダガン(騸馬)が叩き出した、東京競馬場での2分20秒3という衝撃的なレコードタイムです(投稿23, 26参照)。
- 従来のレコードホルダー:53kgで走ったアーモンドアイ。
- カランダガン:58kgを背負ってのレコード更新。
58kgという斤量を背負いながら、従来のレコードを更新した事実は、「とんでもない敗北」(投稿26)として、日本競馬のファンに大きな衝撃を与えました。特に「あのスピードない追い切りの時計なのにレコードで勝たれたのが敗北感すごい」(投稿20)というコメントは、欧州馬への認識を改めて問い直すきっかけとなりました。
血統・適性をめぐる議論の再燃と日本競馬への問いかけ
この結果を受け、スレッド内では日本競馬のあり方や、欧州血統に対する新たな見解が飛び交いました。
「本当に強い馬なら馬場は関係ない」説の浮上
「本当に強い馬なら馬場なんて関係ないってこと」(投稿4)、「強い馬は勝つんだわ 言い訳ジャパンにはもう懲り懲りだよ」(投稿68)といった意見が多く見られました。近年、欧州から真にチャンピオンクラスの馬が来日していなかっただけで、「最強クラス来たらこの通り」(投稿15)という厳しい見方が示されています。
また、「血統も馬場も育成ノウハウも全部間違ってますよ日本競馬さん」(投稿24)という辛辣な意見や、「特殊馬場に対応しただけのノーザンの運動会長くやりすぎた」(投稿54)など、国内の環境に最適化しすぎた日本競馬の構造に対する批判も噴出しています。
血統論争:ガリレオ、ストームキャットが適応?
血統面では、父父に欧州の名種牡馬ガリレオを持つ馬が日本でレコードを出したことに驚きの声が上がりました(投稿43)。また、「ストームキャットの血が日本の高速馬場に適応してしまった可能性がある」(投稿39)という指摘もあり、欧州の血統が日本の高速馬場に順応しつつある可能性も示唆されました。
さらに、「オルフェを冷遇してる馬産が戦犯」(投稿17)、「オルフェもノーカンだしレコードで走ったアルカセットもノーカン」(投稿13)など、凱旋門賞で善戦したオルフェーヴルを筆頭に、国内で結果を残した名馬の種牡馬としての扱いに対する不満も根強く残っていることが伺えます。
まとめ:変わる国際競馬の潮流
今回の結果は、これまでの「欧州馬は…」「日本馬は…」というステレオタイプな考え方を根本から見直す必要性を突きつけました。国際的な舞台では、タフなコースでも高速馬場でも結果を出せる「本当に強い馬」(投稿57)が本物であり、日本競馬界が抱える「ガラパゴス化」への警鐘とも言えるでしょう。
「近ごろ欧州調教馬も府中で勝てないだろ?凱旋門始め欧州GIは別競技だよみたいな言い訳はもう完全にダサくなったな」(投稿27)。この言葉が、今の日本競馬界の置かれている状況を最も端的に表しているのかもしれません。
参考URL
- スレッドタイトル: 有識者「欧州競馬は血統も馬場も別物。凱旋門を日本が取れないように府中で走るわけがない」←これww
- URL: 有識者「欧州競馬は血統も馬場も別物。凱旋門を日本が取れないように府中で走るわけがない」←これww5ちゃんねるの競馬での議論に参加しましょう:「有識者「欧州競馬は血統も馬場も別物。凱旋門を日本が取れないように府中で走るわけがない」←これww」。