アルトラムスが鮮烈な差し切り!波乱含みの新馬戦を制す
2025年8月4日に行われた新馬戦は、2歳馬たちの若さ溢れる激しい戦いとなりました。スタートからゴールまで見どころ満載のレースを、実況と結果から振り返ります。
レース回顧:激しい先行争いからアルトラムスが豪快に差し切る!
スタート直後、15番プリュスエクラが好スタートを切り、17番アンジュラフィーユと共に先頭争いを演じます。その後ろには11番イリノセラビア、9番キボウホー、5番クリノセーラーマン、4番ゼルダといった面々が続き、縦長の展開となりました。
800m通過は47秒台と、この時期の2歳戦としてはまずまずのペース。第4コーナーを回るあたりで、ルメール騎乗の17番アンジュラフィーユがリードを奪い、4番ゼルダが2番手で追走します。しかし、直線に入ると後方から一気に脚を伸ばしてきたのが12番アルトラムスでした。
残り200mを切って、粘るアンジュラフィーユとゼルダを、外から12番アルトラムスがまとめて捉え、あっという間に抜き去ります。そのまま後続を突き放し、アルトラムスが堂々たるゴール!2着争いは激戦となり、最後の最後で7番ワイルドチャームが追い上げを見せましたが、4番ゼルダと17番アンジュラフィーユとの激しい争いとなりました。
今後のレースで覚えておきたい内容
- 12番アルトラムス: 鮮やかな差し切り勝ちで、今後の活躍が非常に期待されます。末脚の切れ味は特筆すべきものがあり、次走以降も注目の一頭となるでしょう。
- 17番アンジュラフィーユ: 先行して見せ場を作りましたが、最後は力尽きました。しかし、ルメール騎手とのコンビで今後の成長が楽しみな一頭です。
- 4番ゼルダ: 2番手でレースを進め、直線でも粘りを見せました。勝ち馬には及ばなかったものの、安定した走りは評価できます。
- 7番ワイルドチャーム: 最後方から追い上げてきた脚は目を見張るものがありました。展開次第ではさらに上位を狙える可能性を秘めています。