2025年4月13日(日)、阪神競馬場で…
2025年11月21日、名古屋競馬場で行われた2歳特別（1500m）は、9番アストラビアンコが他馬を寄せ付けない見事な逃げ切り勝ちを収め、人気に応えました。レースは序盤から激しい先行争いが繰り広げられましたが、アストラビアンコがそのスピードを存分に発揮し、後続を突き放す内容となりました。
スタート直後、外枠から飛び出した9番アストラビアンコが早くも先頭争いに加わります。これに4番ブルーコスモスが生成して先頭に立ちますが、アストラビアンコはすぐさまその外に並びかけ、主導権を奪いにかかります。2番クィーンズジョリー、6番テーオールーラー、10番コパノセビリア、3番エイシンチアーズといった有力馬たちがその後ろに続き、1コーナーをカーブ。
向こう正面に入ると、4番ブルーコスモスが首ほどのリードを保ちますが、外からぴったりと9番アストラビアンコが並びかけ、激しいマッチアップを演じます。この2頭の先行争いの直後には、2番クィーンズジョリーが3番手で虎視眈々と前を狙い、さらに4馬身ほど離れて6番テーオールーラー、8番アンジェルが続きます。縦長の展開となり、各馬の能力差が明確になっていきます。
勝負どころの3コーナーから4コーナーにかけて、ついに9番アストラビアンコが先頭に立ち、クイサガル4番ブルーコスモスを突き放しにかかります。その外からは2番クィーンズジョリーが懸命に追い上げ、3番手から2番手を伺う態勢で直線へ。しかし、アストラビアンコの勢いは衰えることなく、そのまま後続の追撃を振り切り、見事にゴール板を駆け抜けました。
2着には、最後まで粘り強く追い上げた2番クィーンズジョリーが入着。3着には4番ブルーコスモスが続き、上位人気馬が実力を示しました。
今回のレースで鮮烈な印象を残した9番アストラビアンコは、そのスピードと粘り強さで今後の2歳戦線を賑わす存在となるでしょう。特に、スタートからの積極的な競馬と、一度先頭に立ってからの押し切り方は、今後の大舞台でも通用する可能性を感じさせます。
また、2着のクィーンズジョリーも、先行争いの中でしっかりと脚を溜め、直線で鋭い伸びを見せました。彼女もまた、今後の成長が楽しみな一頭と言えるでしょう。
この2歳特別戦は、未来のスターホース候補たちがその片鱗を見せた、非常に見応えのある一戦となりました。今後の彼らの活躍に注目していきましょう。