【2025年BCマイル結果】ノータブルスピーチが内から鮮やかに差し切り優勝!日本馬アルジーヌは5着健闘

速報

2025年11月2日 / 2025年11月2日

2025年のブリーダーズカップマイルがデルマー競馬場で開催され、ゴドルフィンのノータブルスピーチ(W.ビュイック騎手)が優勝しました。道中インコースで脚を溜め、直線でわずかな隙間を突いて鮮やかに差し切り、G1・4勝目を達成。日本から参戦したアルジーヌ(L.デットーリ騎手)は、デットーリ騎手の北米ラストライドで5着と健闘しました。

この記事の要点

  • 2025年BCマイルは1番人気のノータブルスピーチが優勝し、昨年の雪辱を果たす。
  • W.ビュイック騎手の巧みなイン突きで、直線鮮やかに抜け出しG1・4勝目をマーク。
  • 2着にフォーミダブルマン、3着にザライオンインウィンターが入線。
  • 日本馬アルジーヌはL.デットーリ騎手を背に追い込み、5着と善戦。
  • L.デットーリ騎手はこのレースが北米でのラストライドとなりました。

ブリーダーズカップマイル2025 結果

着順馬番馬名騎手
1着2ノータブルスピーチW.ビュイック
2着8フォーミダブルマンJ.ヴェラスケス
3着4ザライオンインウィンターC.スミヨン
5着9アルジーヌL.デットーリ

レース展開と勝因

レースは1番ワンストライプが先頭に立ち、13番キラートが2番手で追走する形で始まりました。注目の日本馬アルジーヌは後方2番手のインコースからレースを進めます。

優勝したノータブルスピーチは中団のインコースでじっくりと脚を溜め、勝負どころの4コーナーを回っても馬群の中。しかし、直線で内側の進路がわずかに開くと、鞍上のW.ビュイック騎手は迷わずそこを突き、鋭い末脚で一気に突き抜けました。

昨年の同レースでは3着に敗れた雪辱を見事に果たし、2000ギニー、サセックスステークスに続くG1・4勝目を飾りました。騎手の冷静な判断と馬の瞬発力が完璧に噛み合った、見事な勝利でした。

日本馬アルジーヌとデットーリ騎手の挑戦

中内田充正厩舎から参戦した日本のアルジーヌは、これが北米でのラストライドとなる世界的名手ランフランコ・デットーリ騎手とのコンビで挑みました。レースでは後方待機策をとり、直線で外から追い込みましたが、上位には一歩及ばず5着でゴール。しかし、世界の強豪相手に掲示板を確保する大健闘を見せました。

レース前、陣営の松岡慎介調教助手は「初めての環境で当初は戸惑いもありましたが、日に日に適応してきました。フランキー(デットーリ騎手)も良い手応えを掴んでくれており、この馬の集大成として力を発揮できれば」と語っており、その言葉通り持てる力を出し切った走りでした。

優勝陣営コメント(W.ビュイック騎手)

勝利したウィリアム・ビュイック騎手はレース後、次のように語りました。「もう少し前で競馬をしたかったのですが、スタートが良くなかったので後ろからになりました。道中は良いリズムで運ぶことができ、直線で進路が開けば絶対に伸びると信じていました。チャーリー(アップルビー調教師)も自信を持って送り出してくれましたし、チームの素晴らしい仕事の結果です。」

出走馬・オッズ一覧

ゲート馬番馬名性齢斤量騎手厩舎単勝オッズ人気
11ワンストライプ牡457.0J.ヘルナンデスV.モーション44.910
22ノータブルスピーチ牡457.0W.ビュイックC.アップルビー3.61
33サーラン牡356.0M.バルザローナA.グラファール9.67
44ザライオンインウィンター牡356.0C.スミヨンA.オブライエン8.56
55プログラムトレーディング牡557.0F.プラC.ブラウン13.08
66グランオリエンテ牡457.0H.ベリオスG.アルバレス105.613
77ヨハネス牡557.0U.リスポリT.ヤクティーン7.64
88フォーミダブルマン牡457.0J.ヴェラスケスM.マッカーシー7.85
99アルジーヌ牝556.0L.デットーリ中内田充正7.43
1010ジョンキル牡356.0O.キーンG.ボールデ20.69
1111レトリカルセ457.0I.オルティスJr.W.ウォルデン5.52
1212ガスミーアップセ557.0J.オルティスM.アタード98.212
1313キラートセ457.0R.ライアンR.ベケット73.811

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