2025年11月8日
2025年11月8日の京都競馬は、プロの評価で鉄板軸馬と高配当の妙味馬が混在する注目の1日です。プロ本命指数80%超のジャスティンルマンのような不動の軸から、一般人気とプロ評価の乖離が大きいエートラックスのような穴馬まで、専門紙の調教データと厩舎コメントを基に注目馬11頭の買いポイントを徹底解説します。
- この記事の要点
- 本日の注目馬サマリー
- 京都10R 清水S (芝 1600m) チャンネルトンネル
- 京都11R 室町S (ダート 1200m) エートラックス
- 京都12R 3歳以上1勝クラス (芝 2000m) ニュークレド
- 京都1R 2歳未勝利 (ダート 1800m) ジーティービキニ
- 京都2R 2歳未勝利 (芝 1400m) パトローナス
- 京都3R 2歳未勝利 (芝 1800m) ティタノマキア
- 京都4R 2歳未勝利 (ダート 1800m) ジャスティンルマン
- 京都5R 2歳新馬 (芝 1800m) アドマイヤシュラ
- 京都6R 2歳新馬 (芝 1400m) ビーチェマーレ
- 京都7R 3歳以上1勝クラス (ダート 1400m) ルクスデイジー
- 京都9R 亀岡特別 (ダート 1400m) アルシオーネ
- 結論
この記事の要点
- プロ本命指数83%を誇るジャスティンルマン(4R)が本日の不動の軸。
- 想定9番人気ながらプロが復調を確信するエートラックス(11R)は高配当の使者。
- プロの評価は「調教データ」と「厩舎コメント」という内部情報に基づいている。
- 一般人気とプロ評価のギャップを示す「お買い得度」が高い馬が狙い目。
- 新馬戦でもプロ指数75%のビーチェマーレ(6R)など、信頼できる馬が存在する。
本日の注目馬サマリー
以下の表は、一般の想定人気とプロの評価のギャップを示しています。「お買い得度」は、プロの評価が現在のオッズにどれだけ反映されていないかを示す指標であり、数値が高いほど妙味があります。
| レース情報 | 馬名 | 想定人気 | プロ本命指数 | プロ対抗指数 | お買い得度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 京都 10R 清水S | チャンネルトンネル | 4 | 25% | 71% | 239% |
| 京都 11R 室町S | エートラックス | 9 | 19% | 56% | 347% |
| 京都 12R 3歳以上1勝クラス | ニュークレド | 4 | 16% | 41% | 152% |
| 京都 1R 2歳未勝利 | ジーティービキニ | 4 | 22% | 44% | 198% |
| 京都 2R 2歳未勝利 | パトローナス | 3 | 47% | 66% | 225% |
| 京都 3R 2歳未勝利 | ティタノマキア | 4 | 28% | 59% | 167% |
| 京都 4R 2歳未勝利 | ジャスティンルマン | 1 | 83% | 72% | 151% |
| 京都 5R 2歳新馬 | アドマイヤシュラ | 1 | 67% | 67% | 193% |
| 京都 6R 2歳新馬 | ビーチェマーレ | 1 | 75% | 60% | 219% |
| 京都 7R 3歳以上1勝クラス | ルクスデイジー | 1 | 78% | 67% | 211% |
| 京都 9R 亀岡特別 | アルシオーネ | 5 | 23% | 52% | 209% |
京都10R 清水S (芝 1600m) チャンネルトンネル
想定4番人気ながらプロ本命指数は25%、「お買い得度」は239%と、妙味十分の一頭です。一般のファンは「一息入る」ローテーションを懸念している可能性がありますが、プロの評価は異なります。最大の理由は、休み明けでも態勢が万全に整っていることを示す調教データにあります。福永厩舎も「ここも崩れず」とコメントしており、この馬の持ち味である安定感は健在と判断できます。父グレーターロンドンの産駒であり、京都マイルの舞台適性も高いと見られます。
予想のポイント:お買い得度239%。休み明けでも、調教短評は「仕上る」と万全の状態を示唆。厩舎もこの馬の持ち味である安定感に信頼を寄せており、初戦から狙える態勢にあります。
京都11R 室町S (ダート 1200m) エートラックス
本日最大のお買い得馬と言えるのがこのエートラックスです。想定9番人気に対し、プロ本命指数は19%、「お買い得度」は347%という驚異的な数値に達しています。一般ファンは近走のイメージに引きずられている可能性が高いですが、プロは「復調」の確証を掴んでいます。宮本師は「今回は活気もあっていい雰囲気」と不振からの回復を具体的に言語化。最終追い切りでも「動きキビキビ」という最上級の短評を獲得しており、高配当の使者として積極的に狙うべき一頭です。
予想のポイント:本日最大のお買い得度347%。厩舎が明確な復調を宣言し、それを裏付けるように調教データでも絶好の評価。精神面の立て直しに成功し、一変の魅力に満ちています。
京都12R 3歳以上1勝クラス (芝 2000m) ニュークレド
想定4番人気、プロ本命指数16%と派手さはありませんが、馬券の軸として非常に堅実な選択肢となる一頭です。このレースは想定1番人気のプロ本命指数が低い(出馬表より)ため、信頼できる馬が求められています。この馬の買い材料は「信頼性」。最終追い切り短評は「デキ落ちなし」と高いレベルで状態が安定しており、石坂公厩舎も「今一度の期待」とコメント。大崩れは考えにくく、軸馬または相手筆頭として最適です。
予想のポイント:調教評価「デキ落ちなし」が示す通り、高いレベルで状態が安定。厩舎もこのクラスでの能力に自信を持っており、プロ指数が低い1番人気馬よりも信頼でき、馬券の軸として妙味があります。
京都1R 2歳未勝利 (ダート 1800m) ジーティービキニ
この馬の評価は「変わり身」の一点に尽きます。想定4番人気、プロ本命指数22%と中堅の評価ですが、明確な上積み要素として「ブリンカー初着用」があります。松下師が「まだ走り切れていない感じなので」と馬具着用の意図を明確に説明しており、能力不足ではなく集中力の課題があったことを示唆。追い切り短評も「実戦で変わる馬」と、本番での変貌に期待を寄せる内容です。
予想のポイント:最大の買い材料は「初ブリンカー」の装着。厩舎が課題対策として馬具を投入しており、「実戦で変わる馬」という調教短評通り、集中力がアップすれば一気の能力開花が見込めます。
京都2R 2歳未勝利 (芝 1400m) パトローナス
プロの評価が極めて高い一頭。想定3番人気ながら、プロ本命指数は47%という突出した数値を示しています。高橋亮師が「1400メートルは合っているし、改めて」と絶対的な適性を明言し、調教データも「好気配保つ」と完璧。プロの評価と一般のオッズに大きなギャップがある「お買い得度」225%の妙味馬です。
予想のポイント:プロ本命指数47%という卓越した評価を信頼すべき一頭。厩舎が適性に太鼓判を押し、調教でも万全の態勢。プロが選ぶ「真の主役」であり、馬券の軸として最適です。
京都3R 2歳未勝利 (芝 1800m) ティタノマキア
想定4番人気、プロ本命指数28%の穴馬候補。池添学師は「動きはいい」と前向きですが、「気性の難しさ」が課題。一方で調教短評は「力強さに欠け」と冷静で、嵌まれば強いが脆さもあるアンバランスさをプロ指数が反映しています。C.デムーロ騎手が馬の気分を乗せられるかが鍵となるでしょう。
予想のポイント:陣営コメントが示す「気性の難しさ」が最大のファクター。厩舎と調教班の評価が異なり、当日のテンション次第で着順が大きく変わる可能性を示唆。名手の手腕に期待したい一頭です。
京都4R 2歳未勝利 (ダート 1800m) ジャスティンルマン
本日の京都競馬における「不動の軸」。想定1番人気に対し、プロ本命指数は83%という驚異的な数値を叩き出しています。杉山晴師が「ダート替わりプラスに」と断言しており、条件替わりが絶好の機会であるという陣営の強烈なメッセージです。調教短評も「好気配保つ」と一切の不安がなく、1番人気でも妙味ありと判断されています。
予想のポイント:プロ本命指数83%は鉄板級の信頼度。最大の買い材料は、厩舎が「ダート替わりプラスに」と明言したこと。調教も万全で、死角は見当たりません。
京都5R 2歳新馬 (芝 1800m) アドマイヤシュラ
新馬戦ながらプロ本命指数67%という極めて高い評価。C.デムーロ騎手自らが騎乗し、実戦と同じ芝コースで「フットワーク軽快」という文句なしの追い切りを消化。友道師も「5日の本馬場(芝コース)でいい動き」と絶賛しており、「即戦力」であることの何よりの証左です。
予想のポイント:新馬戦離れした完成度。C.デムーロ騎手が騎乗した芝コースでの最終追い切りを、陣営が「いい動き」と絶賛。友道厩舎×C.デムーロ騎手の黄金ラインで、初戦から勝ち負け必至です。
京都6R 2歳新馬 (芝 1400m) ビーチェマーレ
プロ本命指数75%を獲得した本日の新馬戦の主役。友道師が「スピードがありそう」とコメントし、父ロードカナロア、母父シユーニという血統もそれを裏付けます。調教評価も「動き上々」と高評価。武豊騎手と友道厩舎の組み合わせでプロ指数75%は、もはや鉄板の領域です。
予想のポイント:プロ指数75%の傑出馬。友道師が「スピードがありそう」と評価し、血統もそれを強力に後押し。「動き上々」の調教評価と武豊騎手を背に、初陣Vは濃厚です。
京都7R 3歳以上1勝クラス (ダート 1400m) ルクスデイジー
プロ本命指数78%という高い支持を得ている信頼馬。昇級戦ですが、高橋亮師が「馬体が増えて成長を感じさせてくれた」とコメントするように、明確な「成長力」が武器。調教でも「軽快な動き目立つ」と絶賛されており、まさに今が充実期。昇級即通用と見て間違いありません。
予想のポイント:プロ指数78%という高い信頼度。厩舎が本格化をコメントし、調教でも絶賛され状態上昇を示すマークも確認。昇級の壁はなく、ここも勝ち負けが期待されます。
京都9R 亀岡特別 (ダート 1400m) アルシオーネ
想定5番人気、お買い得度209%と、妙味を狙うならこのベテラン馬。プロは近走の敗因を特定しており、須貝尚師は「前走距離損応え」とコメント。今回の京都ダート1400mへの条件替わりは「待望」のものと言えます。7歳馬ですがデキ落ちはなく、調教でも「力強い脚捌き」を見せており、巻き返しを狙う絶好の機会です。
予想のポイント:お買い得度209%の穴推奨馬。陣営コメントから、今回は条件が好転すると見込めます。調教でも「力強い脚捌き」を見せており、人気以上の走りが期待できます。
結論
本日の京都競馬は、プロ本命指数83%を誇るジャスティンルマン(4R)と、75%のビーチェマーレ(6R)という2頭の堅い軸が存在します。その一方で、プロが「復調」の気配を掴んだエートラックス(11R)や、条件好転を見込むアルシオーネ(9R)など、高配当の妙味馬も多数潜んでいます。本レポートで分析した、専門家が入手した「調教データ」と「厩舎コメント」という「生の情報」を参考に、賢明な馬券戦略を組んでいただくことをお勧めします。


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